半間くんに拾われた 【 半間修二 】

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『なんで、きてくれ、た、、の、』






恐怖心から解放されて力が抜けた


と、同時に足が震えちゃって倒れそうなところを半間さんが支えてくれる








「お、アブねッ」








半間さんの胸に頭がぶつかった







「なァ、だから早く帰れっていったじゃん俺」







『か、帰ろうとしてたもん、、、ッ』







「そんなカッコで歩いてる方が悪いっての」








『ごめんなさ、い、』







「別にいいけどよォ、俺がいなかったらカンペキにヤられてたぜ、アンタ」







そういいながら私の胸元の開いたワイシャツのボタンを留めてくれる彼


そんな彼の手が首元に触れる







『んッ・・・、』








「ひゃは♡何そのえろい声、かわいいね♡」







「・・・・・・うるさい」






自分でやるからいい、と半間さんの手を払ってボタンを締め直す




「ばはっ♡さっきまで泣いてたのに、意地っ張りなところも可愛いナ」



ケラケラと笑う彼を睨みつけてスカートも元の高さに戻す。
さすがに上げすぎだったな、反省。









『本当に助かった、ありがとう半間さん』






まだ震えが治まらないけど、早く帰りたい。
お礼を言って、身体を支えてくれていた彼から離れようとした






「オマエまだ震えてんじゃん、送ってやんよ。家ドコ？」






『・・・もうちょっと行ったところ』







「ばはっ♡素直じゃん♡」






私のスクバをひょいっと取り上げて家の方向へ歩いていく。

身長高いな、何センチあるんだろ。
私と並んだらすごい差があるんだろうな。



『半間さん、』








「普通に半間でいいぜ」







『じゃあ、半間・・・くん？』







「ひゃは♡萌えるね♡」







完全に彼のペースに持っていかれてる。









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