【ＫＨ】天使が降る頃に・・

＃16虚ろなる城 ページ17

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俊敏に着替えを済ませ、闇の回廊を急いで走る
すると前にゼムナスが歩いてるのが見えた




「ゼムナス様！」



呼びかければ後ろにふりかえってなんだ、という




「おでかけですか？お供します」




ゼムナスが眉を寄せ黙っているが、すぐに




「・・・・好きにしろ」





「好きにします」




黙って二人歩き出した





「A」



沈黙に耐えられなかったのかゼムナス




「そのコート似合ってるぞ」




ぶっとんだことをいう



「あ、ありがとうございます？」



これにはAも困ったようである





「・・・ふん」





指導者の意外な一面が発見された






あっというまにホロウバスティオン
他の世界より闇がかなり深い




とりあえずフードは被っとく。理由はゼムナスがフードを被ったから＿＿もあるが
一番の理由は、ここにはソラ達がいるから





「ふぅわぁ〜広い」




「！！」



「？ゼムナス様？」



「な、なんでもない」




しばらくその場をたっていた
ソラがくるのを待って







＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿

ゼムナスが驚いたのは、Aさんの意外な一面なのか
　はたまた・・・・・後にわかります((ｼﾞﾗｽﾅ


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