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莉「出来た〜」
そう言いながら、料理が入ったお皿を持ってきた莉久さん
紫「あぁ！パスタだぁ！超久しぶりじゃん！」
莉「せっかく廉さんが来てくれたからね。」
塩コショウの、いたってシンプルなパスタ
それでも、嬉しそうに目を輝かせる紫耀くん
めっちゃ久々っていうことは、
お金？とかの問題で食べられんかったんかな…
両親の離婚、引越し、
お金、結構使うもんな、
父の分の給料が入らんくなるわけやし、
そんな大変な時に、ええんやろか、
紫「ほら、お母さんも座って！
廉はなんでそんな難しそうな顔してるんだ？
遠慮しときますみたいな顔して〜」
…うっ、鋭い、
紫耀くんってほんま鋭い、
俺の考えてる事が、バレバレ
落ち込んでいたら、すぐ、細かな変化でも読み取ってくれる、
せやから、俺、ここまで明るくなれたんやな
莉「廉さんのために作ったんですから、遠慮せず食べてください！」
紫「え、俺らは？廉だけ？」
莉「母さんと、廉さんと、俺」
紫「俺は？」
莉「知らない。」
紫「え、酷いよ？兄ちゃん、泣くよ？」
紫母「はいはい。廉くんも来てくれてるんだから、ケンカ無し。」
その紫耀くんのお母さんの一言で、
２人の会話がピタッと止まった
その２人を見て、紫耀くんのお母さんは、少し微笑んで、
紫母「いただきます」
両手を合わせ、軽く頭を下げ、
フォークを手に取り、パクッと一口
紫母「あ、莉久。美味しいよ。久々にパスタ作った割には上出来ね」
莉「そりゃあ、塩コショウだからね。簡単だよ。
んじゃ、俺も、いただきます」
紫「いただきます！」
平野兄弟は、
ほぼ同時のタイミングで、手を合わせ、
いただきますと言い、パスタを食べ始めた
そして、俺も「いただきます、」と言い、
パクッと一口
莉久さんが、俺の顔を、覗きながら、
心配そうに見上げてくる
たった一口で分かった
いたってシンプルな塩コショウだけれども、
すごくおいしい…
廉「めっちゃ、美味しい、です…」
莉「よっしゃ！お口に合ったようで、何よりです」
俺の感想を聞いた瞬間、
嬉しそうに、拳を握り締め、満面の笑みでそう言ってくれた莉久さん
その反応に俺も嬉しくなり、
つい頬が緩んだ
そして、美味し過ぎるあまり、
つい、ペロッと完食した
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鈴姫 - 竹田さん» 初コメ、ありがとうございます！そのようなお言葉いただきすっごく嬉しいです！これからの、しょうれん、きしかいを楽しみにしていただけると幸いです！廉くんと、海ちゃん、お互いを助け合いながら、お互いが恋愛をする様子を、ぜひ、楽しんでくださいね(*´ω｀*) (2020年6月7日 13時) (
レス) id: 425f28bc29 (このIDを非表示/違反報告)
竹田(プロフ) - 初めてコメントさせて頂きます！まさか海ちゃん…岸くんに片想いだったとは！廉くんに心強い味方がついて嬉しくなりました！今後のしょうれんときしかいの絡みがとっても楽しみです！更新頑張って下さい！ (2020年6月7日 9時) (レス) id: e39d15daef (このIDを非表示/違反報告)
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