烏野マネはかわいい ２

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夢主side





まさかのまさかのここでバレる！？

もうこのまできたら隠し通したかったんだけどな！！！！






そんなことを思いながら顔を上げる。
みんなの顔はほとんどの人が目を見開いて固まってる状態。

え、ていうかみんな知ってるの？女子だよ私。
男子の方まで流石に伝わってないでしょ…？






影「え、本当ですか…Aさん」

『えっ？！？！あ、え、う、うん…』






そう答えると影山は一瞬びっくりしてからズイっと私の方に迫ってきた。

…え？！え？！






影「俺…！同じセッターとしてすっげー尊敬してるんです！！」

『や、あの…私女子…』

影「あれは性別関係ないです！プレーめっちゃかっこいいです！！！！」






ま、真正面で褒められると照れる…！！
と、とりあえず私は…！






『だ、黙っててすいませんでした！！』







土下座をする勢いで謝った。
隠し事しちゃってたし絶対なんか言われるよね…？！

そう思ってるとポン、と頭に手が置かれた。







澤「そんなんで別に謝らなくてもいいよ。」







澤村さんは優しい笑顔でそう言った。
烏野のみんなはびっくりした顔をしてたけどすぐに笑顔になってすげーなー！とか口々に言い出した。







田「じゃあ今度どっちが上手いか勝負しようじゃねぇか！！！」

『の、望むところだっ…！』

縁「いや無理してノらなくていいから。」





木「へいへいへーい！！俺のスパイクブロックできるか？！」

『がっ、がんばります！』

澤、菅、東「「やめろ手が折れる！！！！」」






及「Aちゃん勝負堂々とできるね！！！」

綾「及川さんと勝負する時呼んで。俺と姉貴が組んでボッコボコにする」

『！綾人と組めるの！やったぁ！』

「「(かわいい！！！！)」」







カミングアウトしてよかったかも。

そう思えた合宿1日目だった。

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