第5話 麗日SIDE ページ2
クラスメイトの輪生Aちゃんは一見クールに見えます。
ぱっちりとした少し吊り目の、 全てを見透かしているような綺麗なシルバーグレーの瞳。
毛先だけカールの掛かっている、綺麗な茶髪。
前髪はとても今どきで、アシンメトリー。
授業の内容を聞いてるときや一人の時は当然真顔。
それだけ見ればクールな一匹オオカミ。
……けど、違った。
「可愛い女の子の着替え見れるなんて…!!」
「ケロッ、Aちゃんも着替えるのよ」
物凄く、面白い子だった。
皆が着替えている中ボソッとAちゃんがヤオヨロッパイ…とかぼやくものだから思いっきり吹いてしまった。
Aちゃん…そんな子だったのね…。
いい意味で、彼女を見る目が変わった。
「麗日、放っておいて大丈夫だよA、あたしの時もいい腰つきとか言われたから」
「腰つき…」
体の部位フェチなのかな(？)
でもみんなのこと褒め殺してるAちゃんも相当スタイルいい方だとは思う。
胸の形は綺麗だし、ウエストにクビレはある。
手足も長くて細い。 本当スラッてしている感じ。
女子が羨む体型、と言った所だ。
そして何より顔良し、性格良し、交友関係も良し。
モテる要素しかない。
「……？ A、アンタそれだけでいいの？」
と、突如着替える手を止めてAちゃんにそう言う耳郎さん。
Aちゃんは首まである、黒のノースリーブのアンダーシャツに大きめの白い手袋、そして黒のランニングパンツ姿だった。
ボディーラインがはっきりして、生地が全体的に薄い。
いうなれば、かなり軽装備。
大丈夫…怪我しない？ それ…。
「まさか! ゴーグルともう一つ違うズボン履くよ」
「そういう問題…？」
そう言って白いサルエルパンツのようなものをランニングパンツの上から履く。
両サイド、手を置くあたりのところに大きな穴が開いている。
そしてそこからランニングパンツが見え、動くとたまに太ももも見える。
とりあえず、なんだろう…エロカッコイイ。
「いやあ、ぼくのに比べてみんなのカッコカワイイね! 羨ましいや」
にこにことしながら青いゴーグルを装着するAちゃん。
耳郎さんは、うわ出た。と声を上げた。
「褒め殺しマン」
「ファッ!?」
その声今どこから出したの!
面白くて思わず吹いた。
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奏 - えぇ…なくなってる………;つД｀)続編が欲しいです………(ノД`)・゜・。 (8月8日 17時) (
レス) @page38 id: 197e9c1dfa (このIDを非表示/違反報告)
ルミナス - 続編はどこへ、、続きが気になる。。神様教えて (2023年1月21日 19時) (レス) @page38 id: d82d2213ef (このIDを非表示/違反報告)
たろ。(プロフ) - ページが見つかりませんでした！？！？続き気になる…！ (2022年8月9日 10時) (レス) @page38 id: ba071d904f (このIDを非表示/違反報告)
neruB(プロフ) - 続編なくなっちゃったんですか？ (2022年5月4日 6時) (レス) id: ac49fababa (このIDを非表示/違反報告)
こうめ(プロフ) - 紫苑の花………花言葉は、追憶でしたっけ？（書きたかっただけ (2021年4月19日 23時) (レス) id: cfffb34543 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：彼岸花 | 作成日時：2017年10月9日 1時
