【東京卍リベンジャーズ】零番隊隊長は静かに過ごしたい。

誕生日と言えば、だよね？ ページ35

｢誕生日と言えばなんですか！｣

｢｢｢｢プレゼントー！！！｣｣｣｣

｢というわけで、Aにプレゼントあげたいひとー！｣

｢｢｢｢はーい！！｣｣｣｣

え、綺麗にみんな手挙げすぎじゃない。

｢じゃあ、まずは俺から！｣

｢え、くれるの？｣

｢ああ！改めて誕生日おめでとう！開けてみて｣

そう言ってくれたのは小さな小包だった。

手のひらより少し大きい感じ。

｢え、｣

入っていたのはフランスの旗だった。

｢どう、かな｣

照れくさそうに頬かくまんじろう。

｢下にも入ってるんだけど｣

｢これも…？｣

｢そう！女の子が喜ぶもんって中々わかんねぇから、これならA使うかなって｣

白い小さいイヤホン。

｢これ、欲しかったやつだ…！｣

いつも音楽を聞く私にとってこれ程嬉しい物はない。

でも、

｢フランスの国旗、めちゃめちゃ嬉しい｣

｢！マジで？！｣

｢うん、マジで(笑)｣

｢よっしゃーー！！｣

嬉しそうにガッツポーズをするまんじろう。

あの時、日本とフランスがいいって言ってたの覚えててくれたんだ。

なんか、こう、ホッコリする。



｢じゃ、次は俺｣

けんくんの低い声が通る。

｢え、これだけじゃないの？！｣

｢あったりめぇだろ、みんな持ってきてんだよ｣

｢なんか、恥ずかしいな｣

｢今更だろ、ほい｣

あ、重い。

まんじろうと同じくらいの大きさの箱。

｢開けても良い？｣

｢あぁ｣

｢これ！｣

｢いや、マイキーと同じで普通に女子が欲しがるもんAは欲しがんねぇだろ？だからこれがいいなと思って｣

ゲームだ。

｢これ、中々ないゲーム機！｣

｢これ、凄い人気あったから、Aなら持ってるか正直不安だったんだけどな、まぁそのなんだ｣

｢いつもありがとな｣

｢やめて｣

なんか、さっきのやつからずっと涙止まんないんだけど。

｢泣くなよー、ほらドラケンのせいだー｣

｢灰谷兄、触るな｣

｢いやいや、酷｣





次、誰からのプレゼントが貰いたいでしょうか？
良ければコメントなどで教えて下さい！おかか。

貴方の笑顔だけで十分です。→←そんなに優しくされたら困ります。

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