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やめて ページ46

kh「メールもしたけど。僕は味方だから。」


私をまっすぐ見てはっきり言う。

どうして?
私がわるいのに。


スキャンダルは事実じゃなくても
私がわるかったのに。


kh「大丈夫、じゃないよね。」

「・・・。」

kh「一人で苦しまないで。」

「・・どうして優しくするの・・・」

kh「・・・。」

「・・どうして」

kh「・・・好きだから。」


私がわるいのに…。


優しくされる権利なんてないと思うのに。

本当にそう思うのに。

優しくされてすごくうれしくて
安心してもいいのかな、って思ってしまう。


「ゃめて・・やめてよ」

kh「ユリ?」

「優しくしないで・・私がわるいのに・・」

kh「・・ユリ」

「私が自覚がなくて・・・軽率で
なにもわかってなかったから・・・
だからソヒたちに迷惑をかけたのに・・」

kh「ユリ。ちがうよ。」

「ちがわないよっ・・私が、わるいっ・・・」


キュヒョンオッパの目を見れなかった。

あの優しい目で私を見つめられたら
本当は優しくされるのが嫌じゃないって…

すごく嬉しいんだって見透かされそうで。


だけど、私がわるいから。


だから…優しくしないで…。


kh「・・どうして濡れてるのに一人で帰ってきたの。」


一人で帰ってきたの、見てたんだ。

ずっと私が帰って来るの、待ってたの?



kh「飲み物かけられただけ?」


あったかいマグカップを両手で包む。




kh「ユリ。」

「・・邪魔だって・・・
汚い・・下品な女だ、って・・・」


すごく小さな声になった。

傷付いたけど、そのとおりな気がして。


私は、汚い女なんだ。




kh「・・そっちに座ってもいい?」


私と同じくらい小さな声。

マグカップのなかに落としてた視線をあげれば
揺れる真っ黒な瞳が、私をとらえてた。

本当は→←ホットミルク



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heema(プロフ) - ぎゅちょるさん» ぎゅちょるさんの2トップ出しちゃいました!kk もっと長く出せたらいいんですけど…これからもがんばります〜! (2012年11月16日 19時) (レス) id: e75b1478a1 (このIDを非表示/違反報告)
ぎゅちょる(プロフ) - heemaさん» heemaさんっヤバイデス(←ギュ風に笑っ)出てきちゃいましたね♪私の2トップの彼が////はぁ〜かっこいい!!最高です^^これからも楽しみに読ませていただきますね♪♪ (2012年11月16日 14時) (レス) id: 4b1f83984c (このIDを非表示/違反報告)
heema(プロフ) - ぎゅちょるさん» ぎゅちょるさん、はじめまして。プロフ拝見したのですが、今更新したお話ぎゅちょるさんに喜んでいただけると嬉しいなあ…kkたのしみに待ってていただいてありがとうございます! (2012年11月15日 23時) (レス) id: e75b1478a1 (このIDを非表示/違反報告)
ぎゅちょる(プロフ) - はじめまして。ギュなのかヒョクなのか、それとも・・・。はぁ〜きになります!!ゆっくりでいいので、素敵なお話の更新、楽しみにして待ってますね〜 (2012年11月15日 20時) (レス) id: 4b1f83984c (このIDを非表示/違反報告)
heema(プロフ) - プードルぎゅさん» プードルぎゅさん、前にもコメントいただいたことありますよね?ありがとうございます^ ^妥協したくないのでちゃんと考えてお話更新するので待っててください!がんばります^ ^ (2012年11月15日 8時) (レス) id: e75b1478a1 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:heema | 作成日時:2012年10月19日 18時

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