「隣で」 ページ11
kh「ユリ。…好きなんだ。」
ｷｭﾋｮﾝオッパの低く響く小さな声だけが聞こえる。
ｷｭﾋｮﾝオッパは、私のことが好き…
すごくはやい心臓の音は、私とｷｭﾋｮﾝオッパのどっちの音だろう。
kh「僕の隣で泣いて、僕の隣で笑ってて。」
「ぁの…」
kh「ﾋｮｸﾁｪヒョンのことは、知ってる。」
「……。」
kh「ユリがどんな答えでも、僕もヒョンも居なくならないから。」
どうしてｷｭﾋｮﾝオッパは、いつも私が持ってる不安がわかるんだろう。
私の心の中は、ﾋｮｸオッパへの気持ちで絡まってた。
いろんな気持ちがたくさん出てきて、答えが見えなかった。
そして私は今ｷｭﾋｮﾝオッパの腕の中に居て
小さな声で話すｷｭﾋｮﾝオッパの気持ちを知った。
もっとぐちゃぐちゃに絡まる私の頭の中。
ふたりとも、だいすき。
でも。
だけど。
だいすきな、大切な二人の
どちらかを選ぶなんて、そんなことしていいのかな。
また、テウンの時みたいに失うんじゃないか。
消えていなくなって、また一人ぼっちになるんじゃないか。
そう思うと、答えを探そうとすることがこわくて。
だけど、ﾋｮｸオッパも、ｷｭﾋｮﾝオッパも
《どんな答えを出しても居なくならない》
そう言って私を待ってる。
「ありがとう…、ちゃんと逃げないで、考えるよ。ふたりのこと」
kh「ん。あ、そうだ。これ。」
ぎゅっと抱きしめてた腕を、そっと離して
私に小さな箱を差し出すｷｭﾋｮﾝオッパ。
「？」
kh「開けて。」
箱の中には、先にワインレッドの石が付いたチェーンピアス。
kh「この髪の色、すごく、綺麗、だから。同じ色。」
今まで何も触れてくれなかったけど。
ｷｭﾋｮﾝオッパは白くて長い指で口元を隠して
反対側を向いてそう言ってくれた。
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heema(プロフ) - ぎゅちょるさん» ぎゅちょるさんの2トップ出しちゃいました！kk もっと長く出せたらいいんですけど…これからもがんばります〜！ (2012年11月16日 19時) (
レス) id: e75b1478a1 (このIDを非表示/違反報告)
ぎゅちょる(プロフ) - heemaさん» heemaさんっヤバイデス(←ギュ風に笑っ)出てきちゃいましたね♪私の2トップの彼が////はぁ〜かっこいい！！最高です^^これからも楽しみに読ませていただきますね♪♪ (2012年11月16日 14時) (レス) id: 4b1f83984c (このIDを非表示/違反報告)
heema(プロフ) - ぎゅちょるさん» ぎゅちょるさん、はじめまして。プロフ拝見したのですが、今更新したお話ぎゅちょるさんに喜んでいただけると嬉しいなあ…kkたのしみに待ってていただいてありがとうございます！ (2012年11月15日 23時) (レス) id: e75b1478a1 (このIDを非表示/違反報告)
ぎゅちょる(プロフ) - はじめまして。ギュなのかヒョクなのか、それとも・・・。はぁ〜きになります！！ゆっくりでいいので、素敵なお話の更新、楽しみにして待ってますね〜 (2012年11月15日 20時) (レス) id: 4b1f83984c (このIDを非表示/違反報告)
heema(プロフ) - プードルぎゅさん» プードルぎゅさん、前にもコメントいただいたことありますよね？ありがとうございます^ ^妥協したくないのでちゃんと考えてお話更新するので待っててください！がんばります^ ^ (2012年11月15日 8時) (レス) id: e75b1478a1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：heema | 作成日時：2012年10月19日 18時
