いいの？ ページ45
改めてﾋｮｸオッパの優しさを感じながら
リビングにｷｭﾋｮﾝオッパを起こしに行く。
ソファで私がさっきかけた毛布を深くかぶって
すーすー寝息を立ててるｷｭﾋｮﾝオッパ。
「ｷｭﾋｮﾝオッパ。朝ごはん作ったから食べよう。」
kh「んぅ…」
「ﾋｮｸオッパに全部食べられちゃうよ？」
kh「…いで……」
ｷｭﾋｮﾝオッパは毛布を引っ張って顏までかぶると
中でもごもご寝言を言いだした。
「寝ぼけてるの？ｷｭﾋｮﾝオッパ、起きよ。」
kh「ユリ泣かないで…」
「え…」
耳を寄せて寝言を聞いてみたら、私の名前を呼んで
泣かないで、と小さく寝言をこぼすｷｭﾋｮﾝオッパの声。
テウンが私の前に現れた日に、動揺して震える私を
電話越しに「大丈夫」と言って奮い立たせてくれたｷｭﾋｮﾝオッパは
昨日もテウンの前に立って助けてくれた。
あの日、電話を掛けたのは私のほうで
助けを求めたのも私のほうなのに…
二人に散々心配をかけてるのに。
また目の前に現れたテウンに動揺して
頭の中から消してしまいたくて
テウンの話題から逃れてたなんて自分勝手だったかな…。
ｷｭﾋｮﾝオッパは寝言で私を呼んで
泣かないでって言ってくれてるのに
なんで私は一人で強がってるんだろう…。
でも、これ以上二人に甘えたら
またいつか、失うんじゃないかっていう恐怖がちらついて
どうしていいかわからなくなるよ…。
ｷｭﾋｮﾝオッパ。ﾋｮｸオッパ。
たすけてほしいよ。
私…もっと二人に近づいてもいいの？
甘えて、たすけを求めてもいいの？
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heema(プロフ) - ともさん» ともさん、はじめまして^^とっても嬉しいです。ぐだぐだじゃないですか？(泣)すごく頑張れそうです(泣)ありがとうございます。 (2012年10月9日 0時) (
レス) id: 55301c2774 (このIDを非表示/違反報告)
とも(プロフ) - 初めまして、ともと申します。自分を閉じ込めていた私が、優しい鍵となる二人と出逢って、少しずつ心を開いてきましたね。グダグダじゃないですよ、それぞれの心が丁寧に伝わってきて、益々楽しみです。長編も大歓迎！これからも読ませていただきたいです！ (2012年10月8日 18時) (レス) id: d48d7887df (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：heema | 作成日時：2012年9月22日 14時
