いつも通り ページ44
少し痛む頭をおさえながらリビングに行くと
ソファでﾋｮｸオッパとｷｭﾋｮﾝオッパが眠っていた。
…どうしよう。
まったく覚えてない。
なんで二人が家にいるんだろう。
私が誘って、無理に来させちゃったのかな。
まだ時間は早朝で、二人は疲れてるのか
ゆっくり寝息を立ててる。
ずっと忙しかったのに、こんなところで寝かせて
風邪ひかせたら大変だ。
私は寝室に戻って、ブランケットしか掛けてなかった二人に
毛布を静かに掛けてシャワーを浴びた。
シャワーを浴びている間も、何度も考えたけど
どうやってお店から帰ってきたのか思い出せなかった。
着替えてリビングに戻るとまだ二人は眠っている。
疲れてたのに、悪いことしたなぁ…。
「ごめんね…」
寝息を立てる二人に向かってそっと謝って
朝食を作るためにキッチンに向かった。
「好き嫌いとかないかな…」
eh「ないよ。」
小さくつぶやいたはずの独り言に
突然返事が返ってきてびっくりして振り向くと
目をこすりながらﾋｮｸオッパが立ってた。
「びっくりした…。おはよう。あの…ごめんなさい。」
eh「おはよう。なにが？それより洗面所借りていい？」
「あ、うん。廊下出て左。」
ん、と短く返事をして私の頭をぽんぽんと撫でて
洗面所に向かっていったﾋｮｸオッパ。
コーヒーを入れているとﾋｮｸオッパが戻ってきたから
出来立ての朝食を並べてコーヒーを出す。
eh「ありがと。ｷｭﾋｮﾝ起こしてくる。」
「あ、私が起こしてくるからコーヒー飲んでて。」
何もなかったように接してくれてるけど
テウンの前で取り乱した私を助けてくれたんだし
酔っぱらった私が何か言ったかもしれないのに
きっと、聞きたいこともたくさんあると思うのに。
ﾋｮｸオッパは、じゃあよろしく！と
いつも通りに私に笑いかけてくれた。
ラッキーアイテム
革ベルト
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heema(プロフ) - ともさん» ともさん、はじめまして^^とっても嬉しいです。ぐだぐだじゃないですか？(泣)すごく頑張れそうです(泣)ありがとうございます。 (2012年10月9日 0時) (
レス) id: 55301c2774 (このIDを非表示/違反報告)
とも(プロフ) - 初めまして、ともと申します。自分を閉じ込めていた私が、優しい鍵となる二人と出逢って、少しずつ心を開いてきましたね。グダグダじゃないですよ、それぞれの心が丁寧に伝わってきて、益々楽しみです。長編も大歓迎！これからも読ませていただきたいです！ (2012年10月8日 18時) (レス) id: d48d7887df (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：heema | 作成日時：2012年9月22日 14時
