付箋―eh ページ42
結局車の中でﾄｩｷﾞヒョンに電話をして
仕事はないけど一応外泊することを伝えた。
マンションに着いてまだ少しふらつくユリの肩を支えながら
部屋に入ると、俺とｷｭﾋｮﾝは顔を見合わせた。
通されたリビングに入ると、テーブルの上に
収まりきらないほどの缶のココアが置いてあった。
「座っててくださいー。何飲むー？私、水飲もっと。」
そう言って返事も聞かずキッチンに消えていくユリ。
kh「全部おなじココアですね。」
eh「なんでこんなとこに、こんなたくさん置いてんだろ。」
kh「さあ…。ん。…ヒョン。」
二人でソファに座ってテーブルの上のそれを眺めると
ｷｭﾋｮﾝが一つのココアを手に持って渡してきた。
その缶には付箋が貼ってある。
《綺麗になったね》
それだけが書かれてある。
kh「他にもメッセージが書かれてる付箋がある。」
ｷｭﾋｮﾝに言われて缶を見ると全部じゃないけど
いくつか付箋が貼ってあるものがあった。
eh「これ…。」
その中から、ある一枚の付箋を見つけた。
一度、くしゃっと丸められたようにシワになってる付箋。
kh「《昔のお前を見てるみたいだった》…って。これ。」
eh「テウンさん、かな…。」
撮影現場に迎えに行った時に居たけど
今日久しぶりに会ったわけじゃないってことかな。
会うたびにこの付箋とココアを渡してるのか？
その付箋を眺めて考えているとキッチンのほうから
ユリの足音が聞こえてきた。
ｷｭﾋｮﾝと俺はその付箋を元に戻して座りなおした。
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革ベルト
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heema(プロフ) - ともさん» ともさん、はじめまして^^とっても嬉しいです。ぐだぐだじゃないですか？(泣)すごく頑張れそうです(泣)ありがとうございます。 (2012年10月9日 0時) (
レス) id: 55301c2774 (このIDを非表示/違反報告)
とも(プロフ) - 初めまして、ともと申します。自分を閉じ込めていた私が、優しい鍵となる二人と出逢って、少しずつ心を開いてきましたね。グダグダじゃないですよ、それぞれの心が丁寧に伝わってきて、益々楽しみです。長編も大歓迎！これからも読ませていただきたいです！ (2012年10月8日 18時) (レス) id: d48d7887df (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：heema | 作成日時：2012年9月22日 14時
