仲間 ページ25
ﾋｮｸオッパとの電話の後
お風呂に入ってすぐに眠った私は今日も
朝からドラマの撮影現場にいる。
今日の撮影もロケ。
なのに朝から現場には会いたくない人の姿。
テウン「おはよう。今日は手伝いで来たんだ。」
聞いてもいないのに私に微笑みかけて話すテウン。
私は返事をせずに通り過ぎてソヒのもとに向かった。
何度考えてもわからないから避けることにした。
最低な手段かもしれないけど、昔のように
また記憶が飛んだりしてしまうようになった私には
今は手段を考える余裕なんて1ミリもない。
「ソヒ、おはよう」
ソヒ「あ、おはようございます！」
満面の笑みで挨拶を交わしてくれるソヒ。
この子のように明るく過ごせたらいいのに。
滞りなく進んでいく撮影。
ﾋｮﾝｽ「ユリさん。次のシーンで今日上がりですか？」
撮影の合間に話しかけてきたのはドラマの主役のヒョンスさん。
今、人気が急上昇中の若手俳優さん。
ソヒが私を共演者の輪の中に入れてくれたおかげで
何人かと仲良くなれたし、彼もその一人だと思っている。
「そうです。」
ﾋｮﾝｽ「あの、昨日言おうと思ってたんですけど
ユリさん、俺と同い年ですよね？敬語やめません？」
「同い年でしたっけ？」
ﾋｮﾝｽ「そう！ね！敬語なし！」
「わかった！」
私のことをオンニ！オンニ！と慕ってくれる
年下のソヒも可愛くて、呼ばれるたびに嬉しくなるけど
敬語をやめて仲良くしようと言って笑うヒョンスは
初めての同い年の俳優仲間ができたみたいで
ソヒの時とはまた違った嬉しさを感じた。
ラッキーアイテム
革ベルト
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heema(プロフ) - ともさん» ともさん、はじめまして^^とっても嬉しいです。ぐだぐだじゃないですか？(泣)すごく頑張れそうです(泣)ありがとうございます。 (2012年10月9日 0時) (
レス) id: 55301c2774 (このIDを非表示/違反報告)
とも(プロフ) - 初めまして、ともと申します。自分を閉じ込めていた私が、優しい鍵となる二人と出逢って、少しずつ心を開いてきましたね。グダグダじゃないですよ、それぞれの心が丁寧に伝わってきて、益々楽しみです。長編も大歓迎！これからも読ませていただきたいです！ (2012年10月8日 18時) (レス) id: d48d7887df (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：heema | 作成日時：2012年9月22日 14時
