疑問 ページ24
返信を送ってからソファの下に座って
テーブルの上に置いたココアを見つめた。
するとすぐにケータイが鳴り出す。
「もしもし。ごめんなさい、疲れてるのに」
eh「大丈夫だって。なんかあった？」
「…んー、ちょっと疲れて」
eh「…どうしたの？」
「ん、ちょっと久しぶりに声聞きたいなーって」
eh「…嬉しいこと言うね(笑)」
受話器からはすごく優しいﾋｮｸオッパの声だけが聞こえる。
ケタケタと楽しそうに笑ってるﾋｮｸオッパの声だけで
あの眩しいくらいの笑顔がまぶたに浮かぶ。
「忙しいのに声聞きたいだけで甘えてごめんなさい」
eh「俺も声聞けてうれしいし甘えられるのは大歓迎！
ユリが元気ないのは気になるけど。」
「ん、ありがと。」
eh「甘えていいんだからね？」
「…ありがとう。本当に…」
eh「いいんだって！」
「じゃあ、明日も撮影あるしﾋｮｸオッパも
来月まで残りファイティン！」
eh「ん、ユリも！おやすみ。」
「おやすみなさい」
短い電話だったけどすごく気が楽になった。
一人で居るのは心細いし、嫌だけど
これ以上甘えると本当に迷惑をかける。
さっきまで楽しそうなﾋｮｸオッパの声が聞こえていたケータイを
テーブルの上に置いて、もう一度ココアの缶を見つめる。
何度考えてもわかるはずがなかった。
もう何年も同じことを考えていたんだから。
テウンが何を考えていたか、なんて。
そして、もう一つ増えた疑問。
なんで、悲しそうなの？
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革ベルト
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heema(プロフ) - ともさん» ともさん、はじめまして^^とっても嬉しいです。ぐだぐだじゃないですか？(泣)すごく頑張れそうです(泣)ありがとうございます。 (2012年10月9日 0時) (
レス) id: 55301c2774 (このIDを非表示/違反報告)
とも(プロフ) - 初めまして、ともと申します。自分を閉じ込めていた私が、優しい鍵となる二人と出逢って、少しずつ心を開いてきましたね。グダグダじゃないですよ、それぞれの心が丁寧に伝わってきて、益々楽しみです。長編も大歓迎！これからも読ませていただきたいです！ (2012年10月8日 18時) (レス) id: d48d7887df (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：heema | 作成日時：2012年9月22日 14時
