なんで？ ページ21
ぽつんと置かれたココアを見つめる。
ﾏﾈ「やっぱりそうだよな？…ユリ？」
「ん？」
ココアを見つめたまま返事をする。
なぜ？
なんで？
なんで今になってまた私の前に現れるの？
理解できないことをしたのはテウンなのに。
どうしてそんなに悲しそうなの。
なんで私が好きなものなんか覚えてるの。
ﾏﾈ「…冷えるから帰ろうか。スタッフに挨拶して来い。」
「はい…」
まだ少し温かいココアを持って撮影している方へ近づく。
ちょうど撮影の合間になったらしく
ソヒたちが楽しそうに話をしている。
ソヒ「ユリオンニ！もう帰っちゃうんですか〜？」
「ん。私、寒がりだから〜」
ソヒ「でも明日も朝から撮影一緒ですもんね！また明日！」
「うん。みなさんも、お疲れ様です。失礼します」
夜まで撮影が続いて大変なはずなのに
笑顔で私に手を振ってくれるソヒに手を振りかえして
ﾏﾈオッパの車に乗り込んだ。
ﾏﾈ「何かあったのか？」
「ココア…」
ﾏﾈ「ココア？」
「寒がりなんだからって…」
ﾏﾈ「……。」
「昔のこと、覚えてたんだ…」
頭が混乱して、このあと車の中でﾏﾈオッパに
ほかにも何か言った気がするけど覚えてない。
気が付いたら私は真っ暗なリビングの床に座っていた。
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革ベルト
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heema(プロフ) - ともさん» ともさん、はじめまして^^とっても嬉しいです。ぐだぐだじゃないですか？(泣)すごく頑張れそうです(泣)ありがとうございます。 (2012年10月9日 0時) (
レス) id: 55301c2774 (このIDを非表示/違反報告)
とも(プロフ) - 初めまして、ともと申します。自分を閉じ込めていた私が、優しい鍵となる二人と出逢って、少しずつ心を開いてきましたね。グダグダじゃないですよ、それぞれの心が丁寧に伝わってきて、益々楽しみです。長編も大歓迎！これからも読ませていただきたいです！ (2012年10月8日 18時) (レス) id: d48d7887df (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：heema | 作成日時：2012年9月22日 14時
