冬 ページ17
カーテンの隙間から入り込んだ光がまぶしくて
自然に目が覚めた。
手にはケータイが握られたまま。
「あ、電話してて寝たんだった。」
ｷｭﾋｮﾝオッパの静かに響く声で
意外とすぐに眠った気がする。
ううーん、とベッドの上で伸びてからベッドから降りる。
まだ始まったばかりの冬は全然終わる気配はなくて
毎日のことだけどヒヤッとする足の裏に
体の奥がきゅっとなる気がする。
そのたびに心がぎゅっと締め付けられる。
その冷たさに、一人だと思い知らされる気がして。
3年前の冬の…あの夜の出来事のせいもあるけど
寒さが一人ぼっちの私には苦しくもあった。
冬が嫌いだ。
孤独さが身に染みて、こわくなる。
カーテンを開けて、リビングに行く。
時計を見てびっくりした。
もう昼だ。
どんだけ爆睡したんだろう。
昨日のテウンとの望まない偶然の再会で
疲れ切った体も今はすっきりしている。
ちゃんとｷｭﾋｮﾝオッパにお礼を言わなきゃ。
昨日ためたけど入り損ねたから、もう一度
お風呂の用意をしてゆっくり体をあっためた。
お風呂から出て、ｷｭﾋｮﾝオッパに
昨日は遅くまで本当にごめんなさい、ありがとう
とメールを送ってからテレビをつけた。
テレビの中には何度もsuperjuniorが出てくる。
本当に忙しいんだ。
そう思いながらキッチンに向かった。
牛乳を一杯飲んでからリビングに戻る。
ラッキーアイテム
革ベルト
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heema(プロフ) - ともさん» ともさん、はじめまして^^とっても嬉しいです。ぐだぐだじゃないですか？(泣)すごく頑張れそうです(泣)ありがとうございます。 (2012年10月9日 0時) (
レス) id: 55301c2774 (このIDを非表示/違反報告)
とも(プロフ) - 初めまして、ともと申します。自分を閉じ込めていた私が、優しい鍵となる二人と出逢って、少しずつ心を開いてきましたね。グダグダじゃないですよ、それぞれの心が丁寧に伝わってきて、益々楽しみです。長編も大歓迎！これからも読ませていただきたいです！ (2012年10月8日 18時) (レス) id: d48d7887df (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：heema | 作成日時：2012年9月22日 14時
