無理 ページ16
kh「辛かったら遠慮しないで連絡して。おやすみ。」
「待って！！」
せっかく頼りたくて、甘えたいのを我慢したのに。
辛かったら、なんて。
辛いよ。
こわいよ、ｷｭﾋｮﾝオッパ。
一人で居たくない…。
kh「やっぱり無理してたんだ？」
「え…」
kh「ほんとは一人で居るのも怖いんじゃないの？」
「……」
kh「僕の前では無理しなくていいから。
辛いなら辛いって。怖いなら怖いって言って。」
「…辛い…」
kh「ん。ユリが眠るまで電話してるよ。」
「いいの？」
kh「そばに行ってあげたいけど、こんな時間に
女の子の家に行けないから。電話で我慢して。」
「ありがとう…私、迷惑かけてばっかり…」
kh「こんなの当たり前だよ。」
当たり前、か。
ﾋｮｸオッパもだけど私の友達は本当に優しい。
絶対にすごく忙しいはずなのに。
疲れてるはずなのに。
友達だから当たり前ってことだよね。
私、今まで不幸なのかと思ってたけど
すごく恵まれてるなって感じる。
ｷｭﾋｮﾝオッパが、私が寝るまで付き合うと言ってくれたから
早めに寝ようと思ってベッドに潜ったところで思い出す。
お風呂、ためてたんだった。
…仕方ない。追い炊きして明日入ろう。
ベッドに潜ったら疲れがどっと来て眠くなってきた。
ずっとやさしく語りかけてくれてるｷｭﾋｮﾝオッパ。
だんだん遠のく意識の中で私はもう一度言った。
「ｷｭﾋｮﾝオッパ、ありがとう」
kh「ん。おやすみ、ユリ」
瞼が落ちる瞬間、そう聞こえた気がした。
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heema(プロフ) - ともさん» ともさん、はじめまして^^とっても嬉しいです。ぐだぐだじゃないですか？(泣)すごく頑張れそうです(泣)ありがとうございます。 (2012年10月9日 0時) (
レス) id: 55301c2774 (このIDを非表示/違反報告)
とも(プロフ) - 初めまして、ともと申します。自分を閉じ込めていた私が、優しい鍵となる二人と出逢って、少しずつ心を開いてきましたね。グダグダじゃないですよ、それぞれの心が丁寧に伝わってきて、益々楽しみです。長編も大歓迎！これからも読ませていただきたいです！ (2012年10月8日 18時) (レス) id: d48d7887df (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：heema | 作成日時：2012年9月22日 14時
