無理 ページ14
「もしもし」
kh「もしもし、起きてた？」
「起きてたよ。ｷｭﾋｮﾝオッパありがとう」
kh「ん、大丈夫なら良かった」
電話はｷｭﾋｮﾝオッパからだった。
低くてでも優しい声に安心する。
「お仕事終わったの？」
kh「ん。今日は早めに終わったんだ」
「これで早めなの？普段遅いんだね。」
kh「まあね。…ユリ？」
「ん？」
kh「やっぱり声、元気ないみたいだけど大丈夫？」
「そうかな？普通だよ！」
kh「…僕の前では無理しなくていいよ」
少し小さな声でそう言ったｷｭﾋｮﾝオッパの声を聞いた途端
つーっと頬を涙が伝った。
本当はトイレで震えていた時も
ｷｭﾋｮﾝオッパに電話をした時も
泣きそうだった。
本当に怖かった。
でも撮影も残っていたし、泣くわけにはいかなくて。
私が必死に我慢していたのをわかってくれてたように感じて
涙が止まらなくなった。
「…っほんとに…こわかっ…」
kh「ん。こわかったよね。」
泣いて最後まで話しきれないのに
ちゃんとわかってくれるｷｭﾋｮﾝオッパ。
一人で居るのも心細くて嫌だったけど
ｷｭﾋｮﾝオッパが電話をくれて安心した。
全身の力が抜けていったのがわかった。
ｷｭﾋｮﾝオッパが友達でよかった。
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heema(プロフ) - ともさん» ともさん、はじめまして^^とっても嬉しいです。ぐだぐだじゃないですか？(泣)すごく頑張れそうです(泣)ありがとうございます。 (2012年10月9日 0時) (
レス) id: 55301c2774 (このIDを非表示/違反報告)
とも(プロフ) - 初めまして、ともと申します。自分を閉じ込めていた私が、優しい鍵となる二人と出逢って、少しずつ心を開いてきましたね。グダグダじゃないですよ、それぞれの心が丁寧に伝わってきて、益々楽しみです。長編も大歓迎！これからも読ませていただきたいです！ (2012年10月8日 18時) (レス) id: d48d7887df (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：heema | 作成日時：2012年9月22日 14時
