無個性でよかった【死柄木弔】 (ページ27)

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２５話ページ27

今日は卒業式。

桜がきれいに舞っている。

お父さんは仕事が重なって来れなかった。

まぁ、こない方が私的には平和なので、いい。

私は近くにある高校を進学することにした。

自転車で２０分。

ちょっと遠いようなきがするけど、別にいいや。

学力的には余裕があろところである。

もっと上の学校でもいいんじゃないかと先生はいおっしゃっていたが、私はここがいいと押し切った。

この学校はバイトができるので、バイト三昧の生活になりそうだ。

クラスでは、

最後みんなで集まって写真を撮ろう、とか

友達同士で食事に行こう、とか

話している。

だが、私には関係のないことだ。

私の中学校生活は、特に色味のない生活だった。

私は無個性だったので、誰かに興味を持たれることはなかった。

だが、某アニメの主人公のようにいじめられたりはしなかった。

前世でもそうだったが、私は話しかけにくいらしい。

当時それに気が付いたときは結構ショックだったよ・・・・・・・

そんな雰囲気出してるつもりないんだけどな・・・・・・・

その結果、クラスメートと無駄に関わりを持たずにすんだ。

おかげで学校ではかなり自由に過ごせたのでよかった。

無個性様々ってところである。

まじで無個性は素晴らしい。

目立たないサイコー！！

バイト、どこにしようかな？

接客しなくて済むバイトってあるかな・・・・・・・