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村上side
村｢キッチン借りんで」
｢え？」
村｢なんや、なんか問題あるん？」
｢や、えっと、特にないんやけど⋯」
いつからこんなんやったか知らんけど、どうせその身体じゃろくなもん食べてないんやろし、簡単に作ったろ思って冷蔵庫を開ければ、
村｢なんやこの冷蔵庫！なんも入ってないやんけ！」
｢ごめん、買いに行けんくて⋯」
村｢にしても無さすぎやろ！何食っとったん？」
｢ん？んーと⋯なんやろ？」
村｢知るか！⋯ったくもう、」
｢⋯ごめん、そない怒らんといて？」
村｢怒ってへんわアホ！」
こんなんじゃ何も作れへんやんけ。
スーパーから宅配でもええけど、やり方よう分からんし、時間かかるもんな⋯
村｢⋯買いに行ってくるわ」
｢え！信ちゃんが？」
村｢んなもん当然やろ、これじゃ話にならへんわ」
｢や、あの、何でも頼んでええよ？」
村｢何でもて？」
｢だから、その⋯信ちゃんが食べたいもの？」
こいつ、ほんまにアホなん！？
俺が食うんやなくて、お前に食わせたいんや！笑
｢⋯信ちゃん？」
村｢⋯どこまでもか！」
｢え？」
俺は全然理解出来てへんマルに、10分そこいらで戻るから寝るなよ！とだけ言い残して、部屋を出た。
寝てもうたら、またピンポン地獄やからな。笑
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作者名：みるく。 | 作成日時：2024年3月22日 20時
