太陽さんが体調不良！？＊4 (ページ2)

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大倉side

大｢ちょっと落ち着いた？服は大丈夫そうやから、そうやな⋯とりあえず口ゆすごか」

少しの間そうしていて、タイミングを見計らってそう声をかけた。

大｢水道のとこまで行こ。背中乗る？」

｢⋯や、大丈夫⋯歩く、から⋯」

そう言ってマルちゃんは、ほんまにひとりで立ち上がろうとするから、

大｢ちょ、危ないって。まだ目眩するんやろ？倒れたらあかんから、せめて俺に掴まって」

ほんまにもう、どこまで無理したら気が済むねん。笑

ふらふらやけどなんとか口をゆすがせて、とりあえずベットのヘッドボードに寄りかかるように座らせる。

｢⋯そこ、自分で⋯片付ける、」

絶対言うと思った、笑

大｢もうええって、何回言ったら分かるん？笑
俺は全然嫌やないし、マルちゃんが気にすることなんもないんやで？」

｢⋯っ⋯嫌やもん、⋯僕が、いややの⋯」

残ってる僅かな体力を使って、嫌やと必死に訴えるマルちゃんは涙声。

まぁ、気持ち分からん訳でもないけど、

こんな片付け5分もあれば終わるし、俺としてはほんまになんともない。

大｢うん。嫌なんは分かったけど、今回は俺が片付ける。
⋯その代わり、元気になったらなんか奢って笑」

そう言って普段通りに笑いかければ、

マルちゃんの表情も幾分和らいで、

｢ん、⋯なんでも、奢ったる⋯」

大｢あは、やった！」

⋯メンバー相手に、そない気負わなくてもええねん。