【ヒロアカ】【鬼滅の刃】無個性の鬼 (ページ26)

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～食堂～

貴女「人凄いなぁ…」

飯田「ヒーロー科の他にサポート科な経営科の生徒も一堂に会するからな」

お茶子「お米がうまい！」

貴女「いざ委員長やるとなると務まるか不安だよ…」

あんな濃い人達をまとめるとか…お館様じゃあるまいし…

お茶子「ツトマル」

飯田「大丈夫さ、緑谷君のここぞという時の胆力や判断力は“多”をけん引するに値する。だから君に投票したのだ」

君だったのか！！

お茶子「でま飯田君も委員長やりたかったんじゃないの？メガネだし！」

何気にざっくりいくよなぁ、麗日さん

飯田「“やりたい”と相応しいか否かは別の話…僕は僕の正しいと思う判断をしたまでだ」

貴女「『僕』…！！」

お茶子「ちょっと思ってたけど飯田君て坊っちゃん！？」

飯田「坊！！…そう言われるのが嫌で一人称を変えてたんだが…

あぁ、俺の家は代々ヒーロー一家なんだ、俺はその次男だよ」

貴女「えぇ、凄い」

飯田「ターボーヒーローインゲニウムは知ってるかい？」

貴女「勿論だよ！！東京の事務所に６５人もの相棒を雇ってる大人気ヒーローじゃない！！まさか…！」

飯田「詳しい…それが俺の兄さ」

貴女「あからさま！！凄い！！」

飯田「規律を重んじ人を導く愛すべきヒーロー！！俺はそんな兄に憧れヒーローを志した

人を導く立場はまだ俺には早いのだと思う、上手の緑谷君が就任するのが正しい！」

お茶子「なんか初めて笑ったかもね、飯田君」

飯田「えれ？そうだったか！？笑うぞ俺は！！」

僕にとってのオールマイトが飯田君にはインゲニウムなんだ！前世の私の目標は…鬼舞辻無惨だったからなぁ