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今日は事務所で会議の日
もうすぐオーディションをするとのこと
「今まで何人の合格者を出していますか？」
芸能界のことなんて何もわからない
「えーっと、10人かな…」
これは教育と通用するのか…
多ければ多いほど良い気がする
「でば、思いっきって50人にしませんか？」
「50人ですか？！」
「仕事ぶりを見て、契約を続けるか判断する必要はあると思いますが…
事務所は手助けするところではないのでしょうか？」
「確かにそうですね」
「しかし、マネージャーを全員につけるとなると」
「個々につくマネージャーのことは目標の達成に応じてでどうでしょうか？
歌に自信があれば、CDで何万枚達成とか
それぞれの分野での目標をこちら側で照らすといいのではないかと思いますが」
皆がどんどん顔が明るくなっていく
「そして、皆さんはプロデューサーです
1人何人か持ち、ひとりひとりに仕事を用意します
初めは上手く行かないと思います。
ですが、達成感は大きいと僕は思います！
自分のもとにいる芸能人は、生徒だと思ってください 先生である自分は道を照らさなければならない
そして、生徒の出来が自分の出来になる」
ここでは、お手本にはなれないだろう
けど、仕事を用意することで道をつくっていることになる
ということは、学校と同じではないだろうか
学校は、先生が生徒の将来への道を拓く
生徒自身の頑張りを引き出し、応援する
我が子のように叱り、励まし、時に涙する
そして、成長を見守る
ここでは良い大人であるけど、根本的なことは変わらないであろう
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作者名：iris | 作成日時：2017年12月17日 17時
