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翔ちゃんは芸名だった
それを話してくれてなかった
落ち込んだまま家に帰ると、久しぶりに娘の姿をみた
「こはる！元気だった？
仕事が忙しくて…ごめんね」
いつからか俺達、親子に壁が出来ていた
18歳で反抗期か…
「別に…」
「こはるって、どこの学校だったっけ？」
学校名も覚えてない俺は親として最低だろう
「どこでもいいでしょ？
承認だって書いたでしょ？今更なに」
今まで優しすぎて良い子過ぎた分、はるかに激しい反抗期だ
いや、話してくれるだけマシなのだろうか
こんなときに母親がいたらなぁ
「こはる！進路はどうするの？」
自室に入ろうとしていた娘を呼び止める
「なんでもいいでしょ」
そうなるよね…あぁー！どうしたらっ！！
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作者名：iris | 作成日時：2017年12月17日 17時
