†Green† お互いに ページ40
〜ウォーシャンside〜
しばらく長い通路を進むと、広い空間が現れた。
そこには大きな扉。
多分、その先に魔女がいるのだろう。
しかし、そのドアの前には長身でマフラーを巻いた銀髪の青年と、まっすぐと伸びる長い銀髪を持つ少女が立ちはばかっていた。
ｲｳﾞｧﾝ：「良くここまで来たねぇ。ってことは、君たち、あの４人を倒しちゃったんだぁ？
あ、僕の名前はイヴァン・ブラギンスキ。彼らと同じものだよ♪」
笑顔を張り付けたまま、イヴァンと名乗った青年が言う。
その笑顔は背筋を凍らせるほど冷たい。
ｲｳﾞｧﾝ：「分かってると思うけど、女の子だからって、手加減なしだからね？」
イヴァンは鞘から剣を抜いた。
ウォーシャン：「Aは下がっていてください。ここは私が引き受けます。」
私は小声でAに言う。
魔法が使えなくなり、無力と化したA。
念のため、装備していた短剣を彼女に手渡したが、それで戦うことは困難だ。
なにせ、Aは剣を持つのはおろか、魔法以外、何一つ訓練をしていなかったからだ。
その言葉にAは大人しく後ろへ下がる。
それを確認し、私は銃を取り出し、走り出した。
そして、目の前にとらえたイヴァンに向けて発砲。
それはまっすぐと、彼の腹部へ。
《ｷﾝｯ》
しかし、その弾丸を何かが弾いた。
弾いたのは、少女の持つ剣だ。
ｲｳﾞｧﾝ：「流石だね、ナターリア。」
イヴァンはナターリアと呼ばれた少女に微笑みを浮かべる。
さらにナターリアは私のもとに目にも止まらぬスピードで襲いかかる。
ウォーシャン：「っ！」
彼女の剣が顔面すれすれを通過する。
ギリギリでよけきったが、私の頬に一筋の線が刻み込まれていた。
そこからゆっくりと、どろりとした深紅の液が流れ出す。
ﾅﾀｰﾘｱ：「ちっ、外したか。」
そういうと、すぐさま次の行動に。
私はその剣を銃で受ける。
ウォーシャン：「くっ…」
強い…他のものとはレベルが違う。
しかし、私だって負けられない。
私はナターリアの剣を勢い良くはじいた。
ナターリアのバランスが崩れる。
そこを私は見逃さない。
《ﾊﾞﾝﾊﾞﾝｯ！！》
ﾅﾀｰﾘｱ：「！！」
それをよけきれず、放たれた弾は、ナターリアの肩をかすれた。
自分の頬ろ同じ色の深紅がナターリアの服をじわじわと染める。
そして、再び、互いに攻撃を仕掛け出す。
- 金 運: ★☆☆☆☆
- 恋愛運: ★★★☆☆
- 健康運: ★★★★★
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騎士(プロフ) - 紗雪さん» ファイト(((o(*ﾟ▽ﾟ*)o))) (2012年12月29日 13時) (
レス) id: cb129c37f3 (このIDを非表示/違反報告)
紗雪(プロフ) - 騎士さん» ありがとーっ!!ラストスパート、頑張るね^^ (2012年12月29日 12時) (携帯から) (レス) id: 6b436b2e25 (このIDを非表示/違反報告)
騎士(プロフ) - …感動。マトリエル〜！！どうなるのか超楽しみナンデスケド！更新がんばって！ (2012年12月29日 11時) (レス) id: cb129c37f3 (このIDを非表示/違反報告)
紗雪(プロフ) - Ｂさん» そんな!!とんでもないっ(笑)普通に地区予選ですよwめっちゃミスって銀賞でした； (2012年12月23日 19時) (携帯から) (レス) id: 6b436b2e25 (このIDを非表示/違反報告)
Ｂ - 吹奏楽部なんですか！っていうか、アンコンって県大会のことですか！？すごいですね！！！ (2012年12月23日 17時) (レス) id: 0dcc962137 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：紗雪 | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/aoi_sayuki823/
作成日時：2012年3月24日 1時
