†Blue† 少女の名は ページ23
〜耀side〜
耀：「(ったく…何で我がこんなことしなきゃいけねぇあるか…。)」
心の中でぶつぶつと文句を言いながら長い長い廊下を歩く。
耀：「(ま、戦いを知らない緑の国が急に攻めてきたとしても我たちに勝つなんてありえねぇ話しあるがな。)」
そう思い、小さくため息をついた瞬間。
《ﾊﾞｧﾝ！！》
頭を響かせる銃声。
…これは敵国の攻撃と思われるものだった。
耀：「まさか…ね。」
そうは思っていても、何やら不吉な予感を感じた私は足を速めた。
＊ ＊ ＊
我の居た位置と門は割と近場であったため、そんなに時がたつことなく着いた。
目の前に立ちはばかる木製のドアをくぐればいいだけ。
その時、
？：「見た目だけで判断したら痛い目見ますよ、変態お兄さん？」
ドアの向こうから聞こえる凛とした声。
『変態お兄さん』とはフランシスのことだろう。
だとすれば、さっきの銃声はフランシスが打たれた音だったのか！？
我は慌ててドアを開いた。
耀：「フランシス！無事あるか！？」
響き渡る甲高い声。
その声にその場にいた全員の視線が我に集まる。
周りを見渡すが、敵と確認できる者の姿は立った二人。
しかもか弱そうな少女だった。
それと後はここの担当になっていた３人組。
皆無傷だった。
…どうやら早とちりだったらしい。
しかし、フランシスを見てみると、こめかみに拳銃が向けられている。
？：「おや、敵がお一人増えてしまってようですね。
これは『ピンチ』という状況ですかね？」
先ほどの凛とした声。
それはフランシスに拳銃を向けている少女の声だった。
？「しかし、こういう状況であるからこそやりがいがあるというようなものです。
本番はここからですよ？」
寒気を感じる薄い微笑み。
我は痺れを切らして少女に攻撃を仕掛けた。
しかし、掠ることなく軽々しく避けられる。
が、その拍子にフランシスから離れたため、至近距離からの攻撃は免れたようだ。
ﾌﾗﾝｼｽ：「もうお兄さんダメかと思った…merci♪」
ほっと肩を撫でおろすフランシス。
だが、そんなことより少女のことが気になる。
我の攻撃をかわすなんて、そう簡単にできるわけはない。
こう見えてもスピードには自信があったからだ。
耀：「てめぇら何者あるか？」
ウォーシャン：「私はウォーシャン・ケーゼレート。緑の国からやってきたものです。」
- 金 運: ★☆☆☆☆
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騎士(プロフ) - 紗雪さん» ファイト(((o(*ﾟ▽ﾟ*)o))) (2012年12月29日 13時) (
レス) id: cb129c37f3 (このIDを非表示/違反報告)
紗雪(プロフ) - 騎士さん» ありがとーっ!!ラストスパート、頑張るね^^ (2012年12月29日 12時) (携帯から) (レス) id: 6b436b2e25 (このIDを非表示/違反報告)
騎士(プロフ) - …感動。マトリエル〜！！どうなるのか超楽しみナンデスケド！更新がんばって！ (2012年12月29日 11時) (レス) id: cb129c37f3 (このIDを非表示/違反報告)
紗雪(プロフ) - Ｂさん» そんな!!とんでもないっ(笑)普通に地区予選ですよwめっちゃミスって銀賞でした； (2012年12月23日 19時) (携帯から) (レス) id: 6b436b2e25 (このIDを非表示/違反報告)
Ｂ - 吹奏楽部なんですか！っていうか、アンコンって県大会のことですか！？すごいですね！！！ (2012年12月23日 17時) (レス) id: 0dcc962137 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：紗雪 | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/aoi_sayuki823/
作成日時：2012年3月24日 1時
