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食堂
サラダにドレッシングをかけようとしたときに話しかけてきたのは、Toxicの河合夢子さんと長谷部悠子さん。
夢「ちょっと早くしてくれない？」
悠「邪魔なんだけど」
『え？！あ……夢子さんと悠子さん…』
悠「へー名前覚えてんだ」
『はい…あの、先に使いますか？』
夢「そうするわ、遅いから」
(そんなに遅かったかな…)
(2人とも怖い…けど真莉みたいに不器用なだけなのかな…)
(にしても目が怖すぎる…感情がわからない…)
『あの…お2人もアレルギーなんですか？』
夢「別に？エビが嫌いなだけよ」
悠「アレルギーじゃない人は使っちゃダメなの？」
『いえ！そういう訳じゃないです…』
夢「行こ、悠子」
悠「じゃーねー成宮さーん」
(…こんなこと思ったらいけないんだろうけど…)
(こわい……)
？「なあ…大丈夫？」
『あ…勝就くん…』
勝「いじめられてないか？」
『うん…大丈夫だよ』
稲「なんかあったら声かけてね」
『ひかりくんもありがとう』
稲「いや〜みんな心配したよ〜」
『え？』
周りを見渡せば食堂に集まっていた練習生たちが私たちの方を見ているのに気づいた。
『みんな…こっち見てる…』
勝「まぁ、Toxicチームに対してみんなあんまりよく思ってないからなぁ」
『そうなの？』
稲「柳田さんはわかんないけど、河合さんと長谷部さんは練習態度も悪いし、みんなに聞こえるか聞こえないかくらいの声で悪口言ってたりするんだよね…」
『そうなんだ…。あ、でも！真莉は！』
『柳田真莉は不器用なだけで本当はすごくいい子だよ！』
勝「Aがそう言うなら信じるわ笑」
稲「じゃあ、またね！気をつけて！」
混乱しながら席に戻るとみんなにすごい心配された。特にれーさん。
塩「なる！怪我してない？！」
『怪我はしてないよ笑笑』
いつもは美味しく食べられるご飯も全然喉を通らなかった。
(毛嫌いはしちゃだめだよね…)
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作者名：クラゲ | 作成日時：2020年1月28日 2時
