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ハナコトバ ページ8
sibe若武
俺がまだ保育所にいた時の話だ。
短い期間だったかそこにやって来た奴がいた
そう、彼女は和音だ
彼女は慣れない環境で1人独立してしまい
初めてあった笑顔もいつしか消えて無くなっていた
そんなある日事件が起きた…
先生「今日は皆でお花を植えましょう！」
4月のよく晴れた日だった。
皆家から各自で持ってきた花のタネを植える
俺はキンギョソウを持ってきた
和音はハナビシソウ。
先生の合図で植え始める
彼女は悲しそうな顔をし、願いをかけるかのように土を植えた
すると…………
茎がスルスルと伸び、みるみる花が咲いていく和音の鉢はオレンジ、白、緑色で溢れかえっていた
そこで唖然とする皆
先生「ど、どうしたんだろうねぇ？ははっ。不思議だねぇ」
先生の焦った声を聞きながら皆は作業を終えて部屋へ帰っていく
ぼーっとしているとふいに肩を叩かれた
和音「お願い…！」
ハナビシソウの花言葉は『私を拒絶しないで！』
ーーー
どうも！華琉甘です。
えっと。ちなみに若武君が持ってきたキンギョソウの花言葉は『でしゃばり』と言う意味らしいです！
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作者名：華琉甘 | 作成日時：2015年10月30日 22時
