せんぱい。【Waku.M】 (ページ13)

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you

『Aちゃーん』

後ろから大好きな声が聞こえた。

振り返るとにこにこの湧先輩。

『一緒行こ』

なんて言って私の隣を歩いてくれる。

今日はバイト。

そして今日も湧先輩とシフトが被っている。

2人で一緒にバ先に入る。

『お疲れーっす、』

私も隣でお辞儀をする。

顔をあげると、そこにはびっくりした顔が並んでいる。

「え、2人って付き合ってるの？」

「え、！」

びっくりして思わず声を出してしまった。

「や、やめてくださいよ、笑」

そう見えてるのは私は嬉しいけど、湧先輩は、、

これ以上話題にならないように湧先輩から離れる。

そして一言も話さないまま裏に行って準備を始める。

そうだった、湧先輩もいるんだ、

なぜかはわからないけど微妙に気まずい空気になる。

早く戻ろうと思って急いで準備をした。

『俺が好きで声かけてただけなんだけどね、』

湧先輩に言われたことを突然思い出してしまった。

今じゃない、！！

準備が終わって出ようとした。

『Aちゃん、』

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