喧嘩 ページ28
大西流星side
『大ちゃんは何も分かってない！』
涙を浮かべたAちゃんがレッスン場を飛び出していく。ライブが迫り、少なからずレッスンはいつもよりピリピリしていた。事の発端は
振付師「A、そこ遅れてる。」
『すいません。』
なにわ男子の中でも群を抜いてダンスが上手いAちゃんが今日は振付師さんに注意されることが多かった。
振付師「一旦休憩」
休憩時間も水分をとる事もなく鏡の前で振付を覚えていた。
大吾「なぁ、今日なんでそんな遅れてるん？体調でも悪いんか？」
『そんなことない。』
大吾「ドラマの撮影しんどい？」
『大丈夫』
大吾「だったらもう少し気引き締めてやろうや。ライブまで時間ないねん。やる気ない奴はステージに立つ資格ない」
なんでも言い合えるのが2人の仲だと思う。だけど事務所の紅一点として誰よりも頑張ってきたのは大ちゃんが1番知ってるはずやのに、大ちゃんも焦りが出ているのか口調が荒かった。
大吾「女なんやから体力面ついていけんかもしれへんけど、ちゃんと踊ろうとしてるん？」
Aちゃんにとっての禁句。"女やから”。その事で批判を受けてきたAちゃんはそう言われんように努力してきてんのに。そこで最初に戻る。
丈一郎「焦りがあんのは分かるけど、Aが言われたら嫌なことぐらいわかるやろ。」
恭平「俺Aのとこ行ってきます。」
大ちゃんは、やってしまったって顔してる。
流星「何か理由があるんちゃうかな。Aちゃん、あんまり人に相談するタイプじゃないし。」
大吾「言ってしまった…。どうしよう。俺が1番Aのことわかってるはずやのに。」
流星「今、恭平が行ってくれたしもうすぐで帰ってくるんちゃうかな。」
大吾「嫌われてたらどうしよう。」
恋する乙女みたいな大ちゃんを横目に恭平にメッセージを送る。
りゅちぇAちゃんどう?恭平泣いてはいるっすけど、謝りたいらしいっす。恭平今から戻ります
流星「Aちゃん戻ってくるって。」
大吾「どうしよう。」
流星「謝ったらいいんちゃう？」
ｶﾞﾁｬ
恭平「ほら、大吾くんのとこ行きや？」
俺もくよくよしてる大ちゃんの背中を叩く。
大吾「『ごめんなさい。』」
大吾「えっ、、」
『笑笑』
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 1058人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
endores hinata(プロフ) - コメント失礼します。同期に、Aえのたいちぇもいます！少し見落とされがちですが、正真正銘の１１年組ですｗでもやっぱあの３人が同期感半端ないですよね〜❤💙🖤更新楽しみです🎶 (2022年11月28日 20時) (
レス) @page41 id: 39ca8486e1 (このIDを非表示/違反報告)
結 - また続けてのコメントですみません｡｡｡ 物語読みました。 更新待ってますね。 (2022年8月6日 9時) (レス) @page33 id: 4332e38eb8 (このIDを非表示/違反報告)
まるまるん - 結さん» 相変わらずですね。いい歳して恥ずかしくないんですか？ (2022年8月6日 9時) (レス) id: b7b0607f35 (このIDを非表示/違反報告)
結 - 読んでいて気が付いたのですが｡｡｡ 喧嘩のメッセージでのやり取りの部分 りゅちぇ ○○←名前ちゃんどう? りゅちぇ これ同じのが続いていますが｡｡｡ 打ち間違いですかね？ (2022年8月6日 9時) (レス) @page28 id: 4332e38eb8 (このIDを非表示/違反報告)
まるまるん - にこさん» コメント失礼します。結さんという人は誤字などの粗探しや作者様が意図して書いている表現にいちゃもんをつけるために読んでいる荒らしなので無視して下さい。コメント埋められるようならコメ消しするか非表示をオススメします。 (2022年8月6日 9時) (レス) id: b7b0607f35 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：にこ | 作成日時：2022年5月2日 0時
