アルバイト ページ2
〇アルバイト
「絶対やめとき、まじで、ほんまに」
「なんで？！
お父様も執事にも反対されて
廉ならきっといいじゃんって言ってくれるとおもったのに、、」
ファミレスのドリンクバーの
オレンジジュースをストローですすりながら
分かりやすくいじけるA様
Aがやりたいことはなんでも応援してあげたいけど
今回ばかりは神楽木様と執事さんと同じ意見。
絶対に無理
こんな箱入りお姫様に
アルバイトなんて、絶対に無理
「お金なんていくらでもあるやろ」
「お金のためじゃないもん
労働する庶民の気持ち、味わってみたいじゃん？」
「そういうとこやぞ笑」
「え？笑」
フランス革命の時代に生まれなくてよかったね、Aお嬢様
「廉は自分でお金稼いでるじゃん」
「まあ、それは、、
でも、お小遣い程度しかもらってないし」
「わー！そういうことあんまり言わない方がいいんだよ！
フランス革命の時代に生まれなくてよかったね、廉お坊ちゃま！！！！」
くっそ、、笑
「私は庶民になりたかったの、一般庶民に」
「なんで？
たしかに大変なこともあるけどさ、恵まれてんで俺らって」
「気持ち、、分かんないんだもん」
「なんの？」
「シンデレラガール」
教養に富んだ才色兼備のくせに
かなりの頻度でぶっ飛んだ発言をしてくる姫
「いや、これちゃんとした理由あるからね？
まず、私が長い階段かけあがって人波に消えたことある？ないよね？
だって私は執事が迎えに来てくれるんだもん」
「、、たしかに、笑」
「まぁ正直、普通の恋愛したことないし
全曲理解できないんだけどね〜
次のシングル、政略結婚の曲にしない？」
「サビどんな感じにする？笑」
「そうだな〜おじさんとのお見合い地獄すぎ、とか」
誰1人共感できないです笑
｢じゃあ、バイト、、してみたら？｣
｢え？！ほんと？！！！｣
｢その代わり！
俺ん家で｣
｢は？｣
｢俺のお手伝いさんのバイト｣
｢は？ふざけんな、私、時給発生してないのに、常にあなたのお世話してます｣
｢いいやん、メイド服着て
廉様って呼びたまえ｣
｢むり！は？意味不明！｣
｢ご主人様に何その態度
ほら、やっぱり姫に労働は無理やん｣
｢ん、、、分かりました
何でもやります、廉様｣
｢ふふっ笑
じゃあ、俺ん家でゲームしよ｣
｢は？｣
｢時給1000円払うから！！！｣
Aには、世間知らずでいてほしい
俺の大切な大切なお姫様だから。
END
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瞳(プロフ) - hasさん» hasさんコメントありがとうございます！少々私生活が忙しく、ログアウトしており、返信が遅くなり申し訳ありません！また時間と気持ちに余裕ができたら新しい作品でも書こうかなと思っております！いつも応援ありがとうございます！ (2021年5月21日 20時) (
レス) id: d36cee976f (このIDを非表示/違反報告)
has(プロフ) - 瞳さん！お久しぶりです！月からhasに名前を変更致しました。またお話書いていただけないでしょうか？瞳さんのお話大好きなので。返信していただけると嬉しいです！ (2021年5月11日 23時) (レス) id: 11039f4f3f (このIDを非表示/違反報告)
瞳(プロフ) - 月さん» どこまでも着いてきてくれる月さんしか勝たん！って感じです！いつもありがとうございます！！！ (2021年2月25日 20時) (レス) id: 5c726e52d1 (このIDを非表示/違反報告)
月(プロフ) - あぁ瞳様！笑ほんとに感謝カンゲキ雨嵐です笑永瀬が旦那様の世界どこですか笑 (2021年2月24日 17時) (レス) id: 11039f4f3f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：瞳
| 作成日時：2021年2月16日 15時
