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｢翔、こっちおいで？｣
Aは半ば強制的に
俺に翔を委ねてきた
｢翔ー、ごめんね？｣
俺の膝に座ってもなお、ひくひく泣いてる
｢翔、ごめん｣
ごめん以外の言葉が浮かばない俺は
まだまだ子供
｢翔、｣
｢かけるのこと、、、きらいじゃなぃ、、？｣
｢嫌いじゃないよ、大好きだよ｣
｢かけると、、あそんでくれる、？｣
｢うんうん、遊ぶ｣
そう言うとすぐに
泣き笑いの顔になった
｢今日は仮面ライダーごっこするの｣
｢ふふっ笑 遊ぼうね｣
もうとっくにご飯はできているだろうけど
声をかけてこないAはさすがとしか言いようがない。
｢しょーくんは悪者！
かけるがヒーロー！｣
｢あ、はい笑
よーしっ！負けないぞ〜！！！｣
翔を追いかけ回せば
初めはパンチやキックで対抗してたものの
｢きゃー！！！やだ！！笑
こっちこないでーーー！！！笑｣
可愛い 笑
｢つかまーえた！｣
｢わぁっ！｣
我が子かぁ、、無条件に可愛いわぁ、、
｢しょーくんごめんね？かける、しょーくんのことだいすき、、、｣
｢知ってるー！！｣
抱き合う俺らを
ママは嬉しそうに見てた
ーー
｢はははっ笑｣
翔が寝た後
リビングでテレビを見ながら笑ってる彼
｢しょおくーん｣
｢あら、Aちゃん笑｣
隣に座れば
彼は肩に腕を回してきた
｢ねえ｣
｢んー？｣
テレビに夢中
｢こっち向いてよ｣
｢えー？笑｣
黒髪短髪
似合ってる
｢ごめんね、今日｣
｢いやぁ、あれは俺が悪かった｣
言いすぎました、ぴえん、、
｢紫耀｣
｢なに？｣
｢大好き｣
高校の頃から
誰よりも近くで彼を見てきて
不器用だけど
才能に溺れることなく、謙虚に、真摯に仕事に取り組む姿勢に
幾度となく脱帽した
今日もいっぱいいっぱい頑張ってきたんだよね
翔の子守りもできないくらい
疲れちゃったんだよね
｢しょう、つかれちゃったなぁ、、｣
子供みたいな口調で私に甘えてくる
｢うんうん、おいで｣
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みさき(プロフ) - 続編出して欲しいです。 (2020年3月15日 19時) (
レス) id: eb3d2a29bc (このIDを非表示/違反報告)
あや(プロフ) - 続編希望します (2020年3月14日 13時) (レス) id: a5aa3549d3 (このIDを非表示/違反報告)
piyopiyoppp0317(プロフ) - 続編希望します！！！！！ (2020年3月14日 2時) (レス) id: 88e009bc8f (このIDを非表示/違反報告)
しゅうか - 楽しく読まさせて頂きました！続編も楽しみにしています！！ (2020年3月13日 16時) (レス) id: 161c4bc6da (このIDを非表示/違反報告)
しおり(プロフ) - 最後の行ってきますパパで全部飛んだんじゃないかくらいの衝撃を受けました。全てをうちあけたのか、呼び方を変えただけなのかはわかりませんが。笑 (2020年3月13日 14時) (レス) id: b54a6cc2bc (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：瞳
| 作成日時：2020年2月22日 22時
