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｢ママー、お菓子買う！｣
｢えー、この前買ったじゃん笑｣
｢買うの！！！！｣
｢はい笑｣
4歳児〜怖いぞ〜
｢これがいい｣
はぁ〜
今日も安定に可愛いな〜天使だな〜〜
｢ママ、僕ってしょーくんに似てる？｣
｢へ？｣
え、え、え
4歳児、怖すぎ
｢先生がね、かけるくんはしょーくんに似てるねって言ってた｣
怖いよぉぉぉぉ
｢そ、そっかぁ！
よかったね、先生、翔のこと、イケメンって言ってくれたんだね｣
｢ふふっ笑｣
満足そうに笑ってる
｢翔、紫耀くんのこと、大好きだね｣
｢うん！だって1番かっこいいもん！！｣
いつか気づくんだろうか
自分の父親が
憧れの平野紫耀だと。
｢あ、これ安いじゃん｣
私だって主婦だもん
節約節約！！！
今日の夜ご飯はー、、
｢翔、今日何食べた、、あれ？｣
私の隣をちょこちょこ歩いてた翔がいない
あいつ、、
迷子になって泣くのは彼なのに、、
｢翔！どこ？！｣
幸いにも
彼は隣の筋にいた
｢ちょっと、翔！｣
知らない人に話しかけてる
もう、、
｢翔！｣
｢あ、ママ！
しょーくんがいた！｣
｢は？｣
｢僕の好きなしょーくん！！｣
彼の隣にいるのは
｢｢え｣｣
うそ、、
見間違えるはずない
私がかつて愛した男
そして
この子の父親
｢しょーくん、これ僕のママ！｣
｢そっか！ママとお買い物、いいね！｣
翔の目線に合わせるように
しゃがんで話しかける彼は
高校の時から変わらず
優しい
｢ほら、翔
行くよ｣
｢えー、せっかくしょーくんに会えたのに｣
私はこの子の母親だけど
それ以前に一人の女で
元彼の前で普通でいるなんて、無理
｢どうも、うちの子がお邪魔しました｣
翔の手を引いて立ち去る
｢ほら、翔
夜何食べたい？｣
意味がわからない
4年間、
1度も会わずに生きてきたのに
なんで今ここで彼に会うのか
全く意味がわからない
一生、会う気なんて
なかったのに。
｢A｣
半ば強引に翔の手を引いて歩く私を呼ぶ声がした
ほぼ反射的に振り向けば
｢久しぶり！｣
どうしてだろう
どうして、彼はあの頃と変わらず
キラキラの笑顔を見せてくれるんだろう
｢どうしてるかなって思ってて、
いつか会いたいなって思ってて、
話したいこと、たくさんあるけど、
とりあえず、一つ目の夢は叶ったよ！｣
やめてほしい
翔がいるのに
となりに、我が子がいるのに
私はあの頃の、
一人の女性として、大恋愛をしていたあの頃の自分が甦ってくる
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みさき(プロフ) - 続編出して欲しいです。 (2020年3月15日 19時) (
レス) id: eb3d2a29bc (このIDを非表示/違反報告)
あや(プロフ) - 続編希望します (2020年3月14日 13時) (レス) id: a5aa3549d3 (このIDを非表示/違反報告)
piyopiyoppp0317(プロフ) - 続編希望します！！！！！ (2020年3月14日 2時) (レス) id: 88e009bc8f (このIDを非表示/違反報告)
しゅうか - 楽しく読まさせて頂きました！続編も楽しみにしています！！ (2020年3月13日 16時) (レス) id: 161c4bc6da (このIDを非表示/違反報告)
しおり(プロフ) - 最後の行ってきますパパで全部飛んだんじゃないかくらいの衝撃を受けました。全てをうちあけたのか、呼び方を変えただけなのかはわかりませんが。笑 (2020年3月13日 14時) (レス) id: b54a6cc2bc (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：瞳
| 作成日時：2020年2月22日 22時
