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｢ママも一緒にテレビ見よう？｣
｢んー？ちょっとお仕事させて？｣
｢えーーーー、やだぁーーーー、｣
｢うっ、、笑｣
パソコンをカタカタする私に後ろから
飛び乗る翔くん
勘弁して笑
この子を少なくとも15年くらいは
私が責任をもって面倒みなくちゃいけない
一人前の大人になってもらうために
私が頑張らないといけない
片親だから、若いお母さんだから
そんなことで彼が周りから悪く言われないように
私が頑張らないといけない
｢翔、いい子にしてなくていいの？笑｣
｢あ！忘れてた！
1人でテレビみる！！！｣
ごめんねって
小さく呟いて
私はまたパソコンに目線を戻した
テレビの方から聞こえる
少しハスキーな声
私の甘酸っぱい青春が一気に蘇る
ーーーーーー
｢付き合って欲しいです｣
少し照れながら
告白してきた彼
ただのクラスメイトの1人だった
ジャニーズというのは知っていたけど
別にクラスで特段目立つわけでもない彼は
ふつーに、いい人
｢まあ、、いいよ笑｣
｢ほんと？！！！｣
目をキラキラさせる彼をみて
なんだか、愛おしく思えた
｢え、めっちゃ嬉しい
ずっと好きだった、実は笑｣
青春すぎた
華のセブンティーン
輝いてた
｢紫耀、お仕事頑張って！｣
｢ありがとう！！｣
ジャニーズなんて興味なかったけど
全面的に愛を捧げてくれる彼のことは
応援したいと思った
そんなに大胆な交際ではなかったけれど
会う度に
｢可愛い｣
｢好き｣
｢ずっと一緒にいよう｣
そんなこと言ってくれる彼に
私はどんどん虜になった
時は流れ
彼がジャニーズJrのトップに
なったことは
非ジャニヲタの私でも理解できた
彼と離れたくなくて
高校卒業後は彼について上京して
同棲を始めた
ずっとずっとずーっと
一緒
｢ママぁ、、眠い、、｣
｢あ、もうこんな時間？！
そうだね、歯磨きしてねんねしようか｣
そんな彼との日常を壊したのは
この子だった
この子がいなければ
もしかすると
彼と私は今も一緒にいたかもしれない
｢ママぁ？｣
｢ん？どうした？｣
｢かけるもヒーローになりたいなぁ、、｣
ーおめでとうございます。
あの日のこと、
一生忘れないと思う。
大好きな紫耀の夢と
この子の幸せ
両方守るためには
紫耀とずっと一緒にいたい
そんな私のわがままを、
我慢するしかなかったんだ
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みさき(プロフ) - 続編出して欲しいです。 (2020年3月15日 19時) (
レス) id: eb3d2a29bc (このIDを非表示/違反報告)
あや(プロフ) - 続編希望します (2020年3月14日 13時) (レス) id: a5aa3549d3 (このIDを非表示/違反報告)
piyopiyoppp0317(プロフ) - 続編希望します！！！！！ (2020年3月14日 2時) (レス) id: 88e009bc8f (このIDを非表示/違反報告)
しゅうか - 楽しく読まさせて頂きました！続編も楽しみにしています！！ (2020年3月13日 16時) (レス) id: 161c4bc6da (このIDを非表示/違反報告)
しおり(プロフ) - 最後の行ってきますパパで全部飛んだんじゃないかくらいの衝撃を受けました。全てをうちあけたのか、呼び方を変えただけなのかはわかりませんが。笑 (2020年3月13日 14時) (レス) id: b54a6cc2bc (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：瞳
| 作成日時：2020年2月22日 22時
