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「紫耀、俺のAに変なことしてへんよな?」
「してないって笑」
口をとがらせる廉の額に触れると
「あれ、下がってる」
「うん!ありがとう、Aのおかげ!」
めちゃめちゃ可愛いんですけど!!!
「好き、」
紫耀くんの前ですが
思わず抱きつきました、、彼氏ぃ、、
「俺がフランス語話せない疑惑のあたりから聞こえてたで笑」
「ははっ笑
だって見たことないからさー笑」
「なめんなよ、笑
Je l'aime.
Je l'aime le mieux au monde.
Je vais la protéger.」
死。
はい、死。
フランス語やから何言ってもええわけちゃうんやで?なぁ?
「え!すご!笑
ねえ、なんて言ったの?!」
顔から火が出そう
「ばか、、」
私を見て、ニヤリと笑ってる彼は
確信犯だ
照れ隠しに
バーンっと廉の背中を叩いてやった
「え、なにそっちだけで盛り上がってんの!」
「ふっ笑
みんなともっと仕事頑張って、素敵なアイドルになりたいって、、言っただけ!笑」
「え、なにそれ、俺泣きそう!笑」
違うんやで、紫耀くんよ
この人、バケモンだわ
顔色一つ変えず言ったんよ
「俺は彼女を愛してる、世界で一番好きだ。
俺が守る」
と。
(作者は英才教育受けてないので、フランス語は全部Google先生です、、!笑)
ーーーーー
「廉の彼女、可愛すぎてびびった」
次の日の楽屋は
Aの話でもちきりだった
「全然普通でいい子なんだけど
プリンセスらしい上品なオーラが隠しきれてなくて
えーーー、廉にはもったいないー」
純粋すぎる姫に
俺以外の男が近寄ることが怖すぎる
よくドラマでありがちやけど
お金で買えないものがこの世にあると
この歳になって気づいた
「俺の、、ものやから」
紫耀みたいないい男が
姫の周りをうろつくのは困る
いつ気まぐれ姫の気が変わるか心配で仕方ない
「ははっ笑
でも、心配しなくても、彼女の家柄に釣り合うのは廉くらいなんだからさ〜〜」
そう
それだけが俺の救いだった
俺のところと彼女のところでは
確固たる契約が交わされている
まあ、そんなことに頼る俺もダサいけど。
「あ、そういえば俺ら、この前、週刊誌に撮られた」
「「「はぁっ?!」」」
「ジャニーズの新星貴公子が射止めたのは、国民のプリンセス
って、見出しで笑
ダサすぎよなぁ
まあ、お金で握りつぶしといた笑」
ビジネスの世界は
難しい。
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わーぉ(プロフ) - すごく面白かったです!廉くん素敵です!楽しく読まさせていただきました!ありがとうございます! (2021年1月30日 17時) (レス) id: 88cbea371f (このIDを非表示/違反報告)
まる(プロフ) - お忙しい中の更新ありがとうございます。afterstoryとかも見れたら嬉しいです。 (2020年6月11日 7時) (レス) id: bd9f1b8fb3 (このIDを非表示/違反報告)
〇〇(プロフ) - 更新待ってます (2020年3月14日 18時) (レス) id: e16e3d990a (このIDを非表示/違反報告)
○○(プロフ) - はじめまして!とても面白いです!ほかの作品も面白かったです!更新待ってます! (2020年3月13日 13時) (レス) id: fccc3ae46c (このIDを非表示/違反報告)
にかけと(プロフ) - 初めまして〜!あー早く続きが見たいです!更新待ってます!! (2020年1月19日 0時) (レス) id: c7d70b444c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:瞳 | 作成日時:2019年12月8日 19時