パーフェクトヒロイン。After Story

全部 ページ15

〇全部
紫耀side

「ん、、」

朝です、おはようございます。

アラームをかけずに、起きるまで寝続けるオフの日。

幸せこの上ない。

おまけに

今日はAもオフで

隣を見れば

まだスースー眠ってる彼女

完璧すぎる休日。

「A〜、、」

かまって欲しくて

寝てるAにちょっかいをかける俺

「んーん、、しょお、、おは、、」

目を閉じたまま、呟く彼女に

今すぐ起きる意思はなさそう。

まあ起こすけど！！！

「お！は！よ！！！」

「うっ、、ばかっ、、！」

Aの上にダイブすると

綺麗な二重のおめめがゆっくりと開く

「起きるよね？！ね？！ね？！」

「知ってる？私久しぶりのオフよ？」

「だからこそ有意義に過ごすんじゃん」

「睡眠こそ有意義じゃん、、」

なんて言いながら

起きてくれる

「寝溜めしようと思ってたのに」

「人間の体って寝溜めできないんだよ」

「うるさいうるさいうるさいうるさい、、」

寝起きで不機嫌な彼女だけど

俺は構わずAにハグする

艶々でサラサラの髪だけど

寝起きだからしっかり大爆発してるし

ほぼ透明に近い白くて綺麗なほっぺには

よく見たらシーツの跡がついてる

愛おしすぎるどうしよう。

ゆるキャラじゃん、ゆるキャラなの？？？

俺とAの交際を知ってる人は

俺がAの顔に惚れてるって思いがちだけど

全面的に否定したい

もちろんAは世界で1番可愛いけど

それは顔だけじゃない。

俺はAの全部に惚れてる。

「よっし、目覚めてきた！

一緒に朝ごはん作る人！」

いつの間にか洗面所で

顔を洗って髪を整えてきた彼女

「え、紫耀一緒に作らないの？」

「作る！インスタライブで配信する？」

「しません！」

彼女の全部が

大好きです。

END

犬→←エレベーター 2

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す