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ファルマン「ちょっ、やめえっ、やめて…

マジでやめろ!!マージで!マジで!!やめろっっっ!!

いやあああああ!!!」

私は特にそれを止めようとも思わず、ただマッシュが教頭を埋め終えるのを黙って見ていた。

なんならちょっと手伝った。←

合掌…()

____________________________________________

後日。

マッシュと私はウォールバーグ校長に呼び出されていた。

ウォールバーグ「……なぜ君がここに呼ばれたか分かっておるな?」

マッシュ「寮のキッチンで勝手にシュークリームつくったからですか?」

ウォールバーグ「全然違う」

マッシュの見当違いな答えに吹き出しそうになるも、グッと堪える。

ウォールバーグ校長は咳払いをし、話し始めた。

ウォールバーグ「キャベルくんを殴り、教頭先生を埋めたことについてじゃ…

この事は少し魔法局でも問題になってのう…ほれ。」

そう言ってウォールバーグ校長は私たちに1枚の紙を見せた。

ウォールバーグ「君たちを早急に辞めさせるよう魔法局から通達が来ておる。

この国の最高法定機関は魔法局じゃ。この国を支配してると言ってもいい。

その中枢を担っているのが神覚者()()じゃ。

この学校は神覚者となる人材を魔法局へ送り出す。

実質、この国の政府職員養成機関の役割を果たしておる。

キャベルくんが魔法局高官の息子であることは君たちも知っておろう。

つまりじゃ。

君たちはあってはならないことをしたのじゃ。」

そこで私は俯いてしまった。

校長の言葉は私の心に強く響いた。

『あってはならないこと』確かにその通りだ。

けれど、フィンくんが傷つけられるって思ったら、そんなこともどうでもよくなっていて、気がついたら無我夢中でとびだしていた。

………

しばらくの間沈黙が続いた。

ウォールバーグ「…しかしじゃ。」

と、ウォールバーグ校長が机の上にある魔法局からの通達をバン!と叩き、沈黙を切り裂いた。

その瞬間、通達に火がつき、瞬く間に燃え広がってボロボロにしてしまった。

ウォールバーグ「心優しき者が損をする。

そんな世界はもっとあってはならん。」

その言葉を聞いた途端、私はバッと顔を上げた。

ウォールバーグ「…ワシはこの世界の在り方を(はなは)だ疑問に思う。

だからこそ数年前にここに赴任してきた。

権力や力…利己的な者を中心に世の中が廻っている現状。

君たちのような己を犠牲に行動できる者はごく稀じゃ。」

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作品ジャンル:ギャグ
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あやなみ。(プロフ) - イルカさん» 遅くなりごめんなさい!!ありがとうございます!イルカさんのボードに返事送りました!ボード返事待ってます! (4月14日 15時) (レス) id: a35c692ff9 (このIDを非表示/違反報告)
イルカ(プロフ) - あやなみ。さん» いいんですか!ありがとうございます!ぜひお願いします! (3月22日 16時) (レス) id: 6fba0695af (このIDを非表示/違反報告)
あやなみ。(プロフ) - イルカさん» こんにちは、とても面白いです!もしよろしければ一緒にボードで会話しませんか?これからも更新応援してます! (3月21日 15時) (レス) @page50 id: 861062e758 (このIDを非表示/違反報告)
イルカ(プロフ) - 皆様ノリ良すぎ…なんか後ろをちょこちょこついてくる雛みたいでかわ…//(なんか失礼) (3月1日 21時) (レス) id: d56883c9cd (このIDを非表示/違反報告)
Mentaiko(プロフ) - シャーペンの端さん» ウェェア( ˙-˙ ) (2月29日 5時) (レス) @page34 id: de84221f17 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:イルカ x他1人 | 作成日時:2024年2月17日 22時

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