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レグロ「向き向き向き向き向き向きィィィィィィィ!」

とレグロがツッコむも

マッシュ「おかしいな。ハマらない。」

とまるで聞こえていないのか、扉を横に持ったまま壁に打ちつけ続けていた。

レグロ「いや向きィ!!」

やっと少し聞こえたのか扉を打ちつけながら顔だけ振り返って

マッシュ「えっ?なんて?」

レグロ「それを一度やめろォオオ!」

マッシュ「俺の尻を舐めろ?」

レグロ「イヤァアアアアアア!」

とレグロが叫んだ瞬間、ついに扉がバキィッと音を立てて壊れた。

完全に壊れた。

マッシュ「あっ。……ごめんじいちゃん。」

レグロ「う…うん…まあ…うん…(悪意はないんじゃよなぁ…素直だし…)」

するとそこに

?「うーわっ…また扉壊してんの?いい加減覚えようよ…あと引き戸じゃなくて開き戸だから。」

とツッコむ少女が現れた。

彼女はニーア・シトロン。訳あってこの家に居候させてもらっている。

ニーア「…ってか、今日のメニューもうこなしてたんだ。」

マッシュ「もちのろん」

と答えたマッシュだったが、何かを思いついたように一息ついて、2人に聞いた。

マッシュ「……ずっと気になってたんだけどなんで筋トレばっかり……」

その質問を聞いた2人は言葉に詰まった。

レグロ「お前は……(普通の人とは違う……他の人と違って魔法が全く使えないのもそのせい…だからせめて……)」

思い詰めたような表情をするレグロを見て

ニーア(バーンデットさん…)

ニーアも心配そうな表情をしうつむいた。

しばらくの沈黙の後

レグロ「いやいいんじゃ…また話す。」

マッシュ「?」

レグロはくるっと身を翻して

レグロ「それよりワシは少し出かけてくる。何回も言っているが、ワシがいない間に…

街へ行ったりするんじゃないぞ。」

と厳しい目でマッシュに忠告した。

マッシュ「うん。行かないよ。」

レグロ「そうじゃな…マッシュは素直で良い子じゃ…では、行ってくる。」

そう言って家を出て行った。

ニーア「(素直と言うか…単純の間違いでは…?)…っと、じゃあ私は扉の修理するね。」

マッシュ「いつもありがとう。」

「よーし…」と腕まくりをするニーアの後ろで、マッシュはとある紙を見ていた。

そこには

『ゴブリンシュークリーム
スペシャルメニュー
本日限り
お買い求めを』

と書いてあった。

マッシュ「…ごめんじいちゃん。ニーアちゃん。背に腹は変えられないんだ。」

・→←第1話 マッシュ・バーンデットと鍛えぬかれた筋肉



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作品ジャンル:ギャグ
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あやなみ。(プロフ) - イルカさん» 遅くなりごめんなさい!!ありがとうございます!イルカさんのボードに返事送りました!ボード返事待ってます! (4月14日 15時) (レス) id: a35c692ff9 (このIDを非表示/違反報告)
イルカ(プロフ) - あやなみ。さん» いいんですか!ありがとうございます!ぜひお願いします! (3月22日 16時) (レス) id: 6fba0695af (このIDを非表示/違反報告)
あやなみ。(プロフ) - イルカさん» こんにちは、とても面白いです!もしよろしければ一緒にボードで会話しませんか?これからも更新応援してます! (3月21日 15時) (レス) @page50 id: 861062e758 (このIDを非表示/違反報告)
イルカ(プロフ) - 皆様ノリ良すぎ…なんか後ろをちょこちょこついてくる雛みたいでかわ…//(なんか失礼) (3月1日 21時) (レス) id: d56883c9cd (このIDを非表示/違反報告)
Mentaiko(プロフ) - シャーペンの端さん» ウェェア( ˙-˙ ) (2月29日 5時) (レス) @page34 id: de84221f17 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:イルカ x他1人 | 作成日時:2024年2月17日 22時

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