愛され最弱少女。〇〇を味方につけます！？【MASHLE】【愛され】

・ ページ38

とメッシュ君…フィン君と楽しくお話をしていると、

「てめ、さてはズルしたな！？ありえねぇ！」

と怒号が聞こえてきた。

マッシュ「現実を受けとめられないなんてカワイソウだななんか………」

というマッシュの声も聞こえてくる。

おー煽りよる煽りよる…()

「テメェ！！」

マッシュ「いいよさっきの約束も…カワイソウだし。」

と、マッシュが相手に同情する。

「なめてんだろテメッ…」

そこまで言いかけたとき、急に変な糸が出てきて怪しい男の仲間が喋らないよう口を縫い合わせるように動いた。

ニーア(ッ、！魔法！？)

「〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜！！」

声を発せなくなった男は苦しそうにうめき声をあげた。

？「まあまあ騒ぐなって。」

と知らない人の声が聞こえてくる。

そちらを見ると

昨日の怪しい男がマッシュに近付いていた。

？「ごめんごめん。失礼なことして。こいつ僕の友達なんだ。」

と、うなだれる男の肩に手を乗せて言う。

マッシュ「……はぁ、まぁ別に。」

と、特に気にした様子もなく話すマッシュ。

それを見ている生徒達からは

「おい、アイツキャベルに声かけられてるぞ…」

「絶対目付けられたな。」

「関わらないでおこう…」

「高校で最初の犠牲者だ…」

という声があがった。

やっぱり、アイツ本や街の人たちの噂で知った通り、やばい奴なんだ。

警戒しておいて正解だったと思う。

？「それより、さっきの見て君に興味が湧いたよ。友達になってくれないか。」

さっきの、というのはマッシュがタイム測定で好記録を出したことだろう。

その言葉だけなら、まだいい奴だと思えたかもしれない。

しかし私はコイツの裏の顔を知っている。

友達になんかさせてたまるかと思い

ニーア「待ってそいつは…」

と言いかけるも

ロイド「僕はロイド・キャベル。以後よろしく。」

というロイドの声に遮られて最後まで言えなかった。

しかし

マッシュ「おいもキャベツ？」

というマッシュのひとことで、あたりがしーん…と静まり返った。

ニーア「ｯ…ww(スベッてる…スベッてるよマッシュ…www)」

なお私には効果ばつぐんだ。()

すると

「ちょっとアナタたち、なにしてるの！？」

とやっと先生が注意してくれた。

流石に先生には逆らえないようで

「おっといけない…

君かなり面白いね。放課後またここに来なよ。

こその君も…名前なんて言うのかな？」

・→←・

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す