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そして翌日。

「それでは今からほうきの乗り方を学びます。

ほうきに魔力を伝え『飛べ』と強く命令します。

そしてまたがり、魔力を調節し浮かせます。

それでは始め。」

と先生が言ったと同時に生徒達の「飛べ!」という声が上がる。

もうほうきを浮かせている人もちらほら見られた。

そしてマッシュがほうきを持っていた。やっぱりこだわりなんてなかったんや…()

とあの時注意しなかった自分を悔やみつつ、ほうきに魔力を伝え、命令する。

ニーア「飛べ。」

すると、ほうきが1人でに私の手に向けて一直線に飛んできた。

わざわざ屈む必要もないし便利だな…と思うも、そもそも屈むのにそんな労力使うだろうか…と考えてしまう。

まあ、魔法なんて所詮ロマンの塊みたいなもの。

そんな細かいところを気にしていたら前に進めないだろうと思い、私は考える事を止めた。

すると

マッシュ「じいちゃん…必ず1番になって、平穏な暮らし手に入れるからね…」

というマッシュの声が聞こえた。

ニーア「…ふふっ。(マッシュもやる気満々みたい。)」

マッシュ「よし。飛べ。」

そう言ってほうきに手をかざすもほうきはしん…として動かない。

マッシュ「飛べ。飛べ。飛………でしょうね。」

しかし何度命じてもほうきは浮かばない。

当然と言っちゃ当然だろう。

なんたってマッシュは魔法不全者。

魔力のない人間なのだから。

すると、

「ププッwおいおい。とんだ劣等生が混じり込んでるなー?w困るんだよなーお前みたいなのがいるとさーw」

と、どこからともなく現れた生徒に私は戦慄した。

だってその人は…

昨日の授業で私たちを怪しい笑顔で見ていた人の後ろにいた人だったからだ。

ニーア(ここが劣等生なんて言われるような生徒をやすやすと入学させるような学校だとでもおもってんの…?そんなにイーストンが信頼できないならさっさと退学なり何なりしたら?)

とでも言ってやろうかと思い口を開きかけたその時。

マッシュがスッと足を上げる。

「あ?」

すると、ズダァン!と地面を踏みつけ、その振動でほうきを浮かせてそれをパシッと受け止めると

マッシュ「飛べ」

と命じた。

ニーア・???の仲間((え?))

それをみた私たちは放心状態に陥る。

しかし怪しい男の仲間は

「ず、ズルしやがったなテメェ!!」

と喚き立てる。

しかしマッシュは何が何なのかさっぱりといった調子で頭にはてなを浮かべている。

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作品ジャンル:ギャグ
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あやなみ。(プロフ) - イルカさん» 遅くなりごめんなさい!!ありがとうございます!イルカさんのボードに返事送りました!ボード返事待ってます! (4月14日 15時) (レス) id: a35c692ff9 (このIDを非表示/違反報告)
イルカ(プロフ) - あやなみ。さん» いいんですか!ありがとうございます!ぜひお願いします! (3月22日 16時) (レス) id: 6fba0695af (このIDを非表示/違反報告)
あやなみ。(プロフ) - イルカさん» こんにちは、とても面白いです!もしよろしければ一緒にボードで会話しませんか?これからも更新応援してます! (3月21日 15時) (レス) @page50 id: 861062e758 (このIDを非表示/違反報告)
イルカ(プロフ) - 皆様ノリ良すぎ…なんか後ろをちょこちょこついてくる雛みたいでかわ…//(なんか失礼) (3月1日 21時) (レス) id: d56883c9cd (このIDを非表示/違反報告)
Mentaiko(プロフ) - シャーペンの端さん» ウェェア( ˙-˙ ) (2月29日 5時) (レス) @page34 id: de84221f17 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:イルカ x他1人 | 作成日時:2024年2月17日 22時

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