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次に私がウォールバーグ校長に呼ばれた。

まだ目が覚めたばかりでぼーっとするが、そんなことはいってられない。

ウォールバーグ「気を失っていたらしいのう、体調は大丈夫かい?」

ニーア「はい。大丈夫です。ご心配をおかけしてしまい、申し訳ありません。」

ウォールバーグ「フォッフォッフォッ、そう固くならなくてよいぞ。体調が悪くなったら、すぐ言うといい。

では、面接を始める。」

ニーア「よろしくお願いします。」

と、私は頭を下げる。

なんだか、穏やかそうないい人だななんて思っていた。

ウォールバーグ「では、我が校を選んだ理由を聞かせておくれ。」

と聞かれ、私は言葉に詰まった。

「家族と平和に暮らすため」「人の役に立つ事をしたいから」…どれもちゃんとした理由になってない気がしたからだ。

私がなかなか答えられず黙っていると

ウォールバーグ「大丈夫じゃ。君の素直な気持ちを聞かせておくれ。」

と、まるで私の心を読み取ったかのように助言をしてくれた。

私はその言葉を受けて一度深呼吸すると、重たい口を開いた。

ニーア「そうですね…強いて言えば、『家族と平和に暮らすため』…ですかね。」

ウォールバーグ「フォッフォッフォッ、そうか。マッシュ・バーンデットと同じ事を言うのだね。」

ニーア「…まあ、訳あってあの方々の家に住まわせてもらっているので…」

ウォールバーグ「ほぉ…では次の質問じゃ。

君は迷路で困っている人を2人も助けたそうじゃないか。」

ニーア「…はい、一応…」

ウォールバーグ「なぜ、助けたのかね?」

『なぜ』か…

この質問はなかなか難しい質問だった。

頭ではそう思っているけれど、私の口からはすらすらと言葉が出てきた。

ニーア「私は、貴方がたが知っての通り、魔力が普通の人より少ないです。

なので、私は運を味方につける事を決心いたしました。

運を味方につけるなら、善行をたくさんして徳を積んでいくことが大切なのではと思い、街にいって困っている人のお手伝いをしたりしてきたので…癖という感覚が一番近しいです。」

ウォールバーグ校長は肘をつき、手の甲の上に顎を乗せてこちらを見ていた。

まるで、話の続きを待っているように。

もちろん私もここで話を終わらせるつもりはない。

また一呼吸おいて、口を開いた。

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作品ジャンル:ギャグ
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あやなみ。(プロフ) - イルカさん» 遅くなりごめんなさい!!ありがとうございます!イルカさんのボードに返事送りました!ボード返事待ってます! (4月14日 15時) (レス) id: a35c692ff9 (このIDを非表示/違反報告)
イルカ(プロフ) - あやなみ。さん» いいんですか!ありがとうございます!ぜひお願いします! (3月22日 16時) (レス) id: 6fba0695af (このIDを非表示/違反報告)
あやなみ。(プロフ) - イルカさん» こんにちは、とても面白いです!もしよろしければ一緒にボードで会話しませんか?これからも更新応援してます! (3月21日 15時) (レス) @page50 id: 861062e758 (このIDを非表示/違反報告)
イルカ(プロフ) - 皆様ノリ良すぎ…なんか後ろをちょこちょこついてくる雛みたいでかわ…//(なんか失礼) (3月1日 21時) (レス) id: d56883c9cd (このIDを非表示/違反報告)
Mentaiko(プロフ) - シャーペンの端さん» ウェェア( ˙-˙ ) (2月29日 5時) (レス) @page34 id: de84221f17 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:イルカ x他1人 | 作成日時:2024年2月17日 22時

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