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ブラッド「くっ…くそがああああ！！」
ブラッドはヤケになった様に魔法を連発した。
マッシュはそれをレシーブで綺麗に弾き返す。
ブラッド(こいつ…ヒザで勢いを殺してやがる！！)
ニーア(なんて滑らかなタッチ…！)
さらにはお手玉。そして目にまとまらぬドリブルまで！
ブラッド(完全になめてやがる…)
そして、全ての魔法を捌き切ったマッシュは
マッシュ「じいちゃん、杖借りるよ。」
と、床に転がっていたバーンデットさんの杖を拾い上げた。
ブラッド(！？どういうことだ…こいつ、魔法が使えたのか！？まあいい…どっちにしろ並の魔法じゃオレに届くこともね…)
と思ったも束の間、
マッシュはピッチャーがボールを投げるときのようなフォームで杖をブラッドのすぐ横目掛けて投げた。
杖はバリアを貫通してブラッドの頬をかすり、後ろの壁に突き刺さった。
ブラッド(え？え……え？え？え…？初めてみた…魔法の杖のそうやって使うやつ…)
ブラッドはあっけに取られてその場にヘタ…と座り込んだ。
マッシュ「次僕の家族に手出ししたら、殺すぞ」
一部始終を見届けたバーンデットさんと私はただただ震えが止まらなかった。
レグロ(いや自衛のためと思って筋トレさせてたのワシだけど…)
ニーア(なる！？そこまで！？)
しかし、ここで魔法警察らを追い払うことができたとしても、安心はできなかった。
きっと、直ぐに追っ手が来るだろう。
多分バーンデットさんもその事が分かっているのか、深刻そうな顔をしていた。
すると
ブラッド「ククククク…クハハハハハッ、おもしれぇ。」
マッシュ「！」
ブラッドが急に笑い出したかと思うと、立ち上がり
ブラッド「取引だ。キノコ頭。」
と言った。
当のマッシュはというとファーンという顔をしている。
ブラッド「オレの頼みを聞いてくれりゃ、テメェもじじぃらも見逃してやる。」
ニーア(じじぃ『ら』て…私オマケかよ…)
と言いそうになったが、グッと堪えて話を聞く。
マッシュ「取引…？」
ブラッド「宗教色の強いこの国じゃ、年に一度最も優秀な学生を神に選ばれし者として崇める『神覚者』ってもんがある。
それに選ばれろ。魔法学校へ行ってな。
簡単な話。それに選ばれりゃ神が認めたってことだ。
つまり、世間がお前を認める。
オレはそれに付属する金品や権利をもらえればいい…
もちろん援助はする。」
その言葉に、私とバーンデットさんは息を飲んだ。
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あやなみ。(プロフ) - イルカさん» 遅くなりごめんなさい！！ありがとうございます！イルカさんのボードに返事送りました！ボード返事待ってます！ (4月14日 15時) (
レス) id: a35c692ff9 (このIDを非表示/違反報告)
イルカ(プロフ) - あやなみ。さん» いいんですか！ありがとうございます！ぜひお願いします！ (3月22日 16時) (レス) id: 6fba0695af (このIDを非表示/違反報告)
あやなみ。(プロフ) - イルカさん» こんにちは、とても面白いです！もしよろしければ一緒にボードで会話しませんか？これからも更新応援してます！ (3月21日 15時) (レス) @page50 id: 861062e758 (このIDを非表示/違反報告)
イルカ(プロフ) - 皆様ノリ良すぎ…なんか後ろをちょこちょこついてくる雛みたいでかわ…//（なんか失礼） (3月1日 21時) (レス) id: d56883c9cd (このIDを非表示/違反報告)
Mentaiko(プロフ) - シャーペンの端さん» ｳｪｪｱ( ˙-˙ ) (2月29日 5時) (レス) @page34 id: de84221f17 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：イルカ x他1人 | 作成日時：2024年2月17日 22時
