プロローグ ページ1
『ぜぇ…はぁ…フ…
私は山の中で1人、魔法の特訓をしていた。
しかし
ﾎﾟｽｯ…
という音がなるばかりで何も起こらない。
私は魔力量が普通の人よりも遥かに少ない。
ほぼ魔法不全者に等しかった。アザはあるのに。
だから魔法は打てるけど弱すぎて見えない。
これじゃあ折角の固有魔法も意味を成さない。
私には、守りたい人がいると言うのに…
そんな時、私は昔したとある経験を思い出した。
______________________________________
それはある暑い夏の日。1匹の猫が木の枝に乗っていて、そのまま降りられなくなってしまっていた。
それを見かねた私は何とか木を登って猫を救出しようとする。
(怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い…っ)
高所恐怖症だけど…
高所恐怖症だけどｯｯｯｯｯｯｯｯ！！(大事な事なので2回言った。)
そして猫に手を伸ばした瞬間。
ﾊﾟｷｯ…という嫌な音がした。
そちらを見てみると私が手をかけた枝が折れそうになっている。
『ｯ、あ…！』
それに気がついた頃にはもう遅く、私は猫と一緒に落下した。
『わあああっ！？』
バチーンッという音がした。
それと同時にものすごい痛みが全身を襲った。
(猫ちゃん…！よかった…無事だ…)
猫は私がギリギリで受け止めて私が下敷きになったおかげで助かっていた。
(人が高いところから落ちる時って…どすっ…とか、ぐしゃっ…て感じの音じゃないんだ…)
なんて思いながら意識を手放した。
そしてしばらくして目を覚ますと、私は落ちた時と同じ場所に横たわっていた。
しかしもう痛みはない。
すると、こちらを心配そうに見下ろす人がいた。
「す、すみません！この子うちの子なんです！助けていただきありがとうございました！」
どうやら猫の飼い主さんだったらしい。
一心不乱に私に頭を下げている。
『い、いえ…大丈夫ですよ…というか…私確か怪我したはず…』
と呟くと
「ああ…ボク、固有魔法が
と説明された。
その時は(こんな偶然あるもんなんだな…)と思っていた。
______________________________________
しかし私は思った。
もし《偶然》を《必然》にできるくらいの運があれば…どんな強敵にも立ち向かえるのでは…！？と。
『決めた…！私は！！
運を味方につけます！！』
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あやなみ。(プロフ) - イルカさん» 遅くなりごめんなさい！！ありがとうございます！イルカさんのボードに返事送りました！ボード返事待ってます！ (4月14日 15時) (
レス) id: a35c692ff9 (このIDを非表示/違反報告)
イルカ(プロフ) - あやなみ。さん» いいんですか！ありがとうございます！ぜひお願いします！ (3月22日 16時) (レス) id: 6fba0695af (このIDを非表示/違反報告)
あやなみ。(プロフ) - イルカさん» こんにちは、とても面白いです！もしよろしければ一緒にボードで会話しませんか？これからも更新応援してます！ (3月21日 15時) (レス) @page50 id: 861062e758 (このIDを非表示/違反報告)
イルカ(プロフ) - 皆様ノリ良すぎ…なんか後ろをちょこちょこついてくる雛みたいでかわ…//（なんか失礼） (3月1日 21時) (レス) id: d56883c9cd (このIDを非表示/違反報告)
Mentaiko(プロフ) - シャーペンの端さん» ｳｪｪｱ( ˙-˙ ) (2月29日 5時) (レス) @page34 id: de84221f17 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：イルカ x他1人 | 作成日時：2024年2月17日 22時
