▲ 28 ▽ 気遣い ページ30
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「行くぞー、ラスト！」
高すぎず、近すぎないようにッ！！！！
バシッッ！！！！
と手の真ん中にあった音が響き、ネットの向こう側でボールが地面に強打する。
、、、。
「おおおお！！ A先輩すごいっす！！！！」
「A全然腕落ちてねぇじゃん！！」
嬉しそうなリエーフとクロ先輩を置いて、思わずその場に座り込んだ。
「…疲れた…めっっちゃ神経使った。」
「もう一本あげてくだ「上げません」…ケチー。」
「ケチじゃない、ほら食堂あと30分で閉まるよ？ 約束は守って。
ほら、片付けしてください。」
はーい、なんて言って肩を落としつつ片付け始めるリエーフ。
さぁ、私もそろそろ上がらないと、お皿洗いを全部潔子先輩にやらせることになってしまう。
立ち上がろうとしたら、スッと前に差し出された、手。
「ほら。」
「…キザですね。」
「とかいつつ借りてくれるのね」
そっと手を取れば、グイッと引き上げられる。
「悪かったな無茶振りして、助かったわ、サンキュな」
そう言ってわしゃわしゃと頭を撫でられた。
「…髪型崩れるんですけど。」
「はいはい」
そう言いつつ、笑いながら手を止めない先輩。
「さ、飯行くか〜」
そう言って頭から離れた手が、
少し、少しだけ寂しく感じたのは、絶対に教えない。
体育館を出る2人について行こうとして、何か、頭に引っかかるような…
んーー？
なんか忘れてる…？
…あ゛！！！
「青城のボトル片付けてない！！！！」
思わずその場でシャウトする。
まずいまずいまずいまずい、お茶とかならまだしも、スポドリは、、、
腐る！！！！
「先戻ってて下さい！！ 私ボトル洗ってきます！！」
「あ、おい！」
慌てて体育館を出て、青城が使っていた体育館へ行く。
「…あれ？」
でもそこにあったのは、全部洗われて、きちんと干してあったボトル。
「誰が…。 あ、」
――――――――
今日だけだからな、感謝しろよー
秀
――――――――
一枚の付箋がボトルに貼ってあった。
「あーーー、申し訳ないことをしてしまった…。」
でも正直、すごく助かった。
「…あとでアイスでも奢ろう」
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パトリシア(プロフ) - もしかしてセクガルさんだったりしますか？ (2017年5月15日 20時) (
レス) id: 9e15175dfd (このIDを非表示/違反報告)
恋桜(プロフ) - 天歩さん» ありがとうございます！！ じゃあ研磨くん出さねばですな…！！(￣▽￣) (2016年12月30日 2時) (レス) id: 030cb86c2e (このIDを非表示/違反報告)
天歩 - ふはーーー。面白かったです！！私研磨くん推しだったのですが、クロくんにかわ・・・らないけどよだれがでます。そして、研磨くんが出た瞬間、「おっしゃーーーーーーー！！！」って叫んでいました（照） (2016年12月29日 15時) (レス) id: dc7a95d6ef (このIDを非表示/違反報告)
恋桜(プロフ) - みさちあrove8-19さん» 似てますw くにみんそんな感じですよね(笑) ありがとうございます、次巻も宜しくお願いしますヾ(´∇｀)ﾉ！ (2016年11月14日 22時) (レス) id: 030cb86c2e (このIDを非表示/違反報告)
みさちあrove8-19 - 続き気になるナー(棒) 更新頑張れ下さい←国見ちゃんの真似？ (2016年11月14日 21時) (レス) id: 860de0fac2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：恋桜 x他1人 | 作成日時：2016年10月28日 21時
