灰色と白の王子様2［スマなろ］

63 ページ15

マラソン大会が近づき

私は毎日走っていた

ﾀﾀﾀﾀ

「ふう、よし後5周！」

ﾄｺﾄｺ

スマ「あ、Aちゃん。まだ走ってるんだ」

なろ、「本当体力凄いな」

あっという間に私は5周走り続けた

妃和「A、大丈夫？」

「大丈夫！じゃあ私バスケ部助っ人あるから行くね」

なろ「A！バスケ部今日走り込みだけど大丈夫？」

「え、また走るの？！」

ﾀﾀﾀﾀ

私はこの後のバスケ部の走り込みもバテずにこなした

……

スマ「Aちゃん一緒に帰ろ！なんか食べる？」

「お腹すいちゃったし食べようかな〜」

スマ「じゃあ途中で寄り道しようか」

私は笑汰くんと寄り道をすることに

「あ、財布忘れちゃった！取りに行くから待ってて！」

スマ「え、待って！奢るよ？」

あ、ダメだ、行っちゃった

……

ｺﾝｺﾝ

女子1「Aさんってさ、スマなろ2人を独り占めとか何なんだろうね」

女子2「なろくんとは幼なじみなんでしょ、でもどちらでも釣り合わないよね。」

釣り合わない……

そんなの分かってる……

笑汰くんや晴哉は皆の王子様だもんね

スマ「Aちゃん」

「笑汰くん！？」

着いてきたのかな？

スマ「大丈夫？泣いてるよ？」

「あ、えっと……」

女子2人「あはははは〜」

教室にいた女子達の笑い声が響く

スマ「先外行ってて、俺教室の中に忘れ物があるから」

「え、、うん。」

私は廊下のロッカーから財布を持ち出し外へ出る

笑汰くん大丈夫だといいけど

ｶﾀｶﾀ

この後あの女子2人は泣いて降りてきた

スマ「おまたせ！行こうか」

「うん……」

何が起きたのか知りたいけど、聞かないでおこ……

64→←62

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す