11 なかれせん ページ11
｢紫耀、テレビ見ないでさ片付けて｣
紫耀 ｢ほーい｣
｢言われたらさっさとスルー！｣
紫耀 ｢はい。｣
｢ったくもう！｣
今日は紫耀はOFFで私は午前バイトだったからさっき帰ってきて今は
掃除中。
紫耀 ｢A、寒い ｣
｢あれ灯油は？｣
紫耀 ｢終わり｣
｢まじか。なら、寒いまんま過ごそう｣
紫耀 ｢A死ぬ気？寒すぎて凍死するぞ｣
｢しないわ。寒いなら、布団にモグットケ。｣
紫耀 ｢そうやな｣
と言って紫耀は布団に潜り込む。
これ、絶対紫耀布団から出てこない系じゃんか……
｢はあー｣
とため息をついていたら、プルルルルとなる電話。
電話は無視しろだっけ？紫耀この前言ってたから……
無視していると紫耀が私の方をチラッと見て
紫耀 ｢A、出て｣
と言う。
｢はっ？紫耀の仕事関係の人だったらどうすんの？｣
紫耀 ｢それは無い。今度から携帯にかけるように行ったし｣
｢まぁー、それなら……｣
とブツブツいいながらとると
？ ｢あっ、紫耀やっとでたわ！｣
と知らない男の子が喋る。
高めの声の人？
関西人？
？ ｢紫耀、廉やで！永瀬廉やで！｣
と自分の名前を強調する。
この人紫耀の知り合いじゃんか…
紫耀の方をちらっと向くと紫耀はまさかの寝ていた。
運悪く寝んなや……
と思いながら切ったらダメだと思って
｢すいません。紫耀は今寝ているんでまた今度お電話してください｣
と言って電話を切った。
｢ふぅー少しだけ焦ったわ｣
紫耀 ｢何が焦ったん？｣、
｢うわ！紫耀、起きてたの？｣
紫耀 ｢今Aが電話切る音がうるさくておきた。｣
｢すいませんね、うるさくて｣
紫耀 ｢それより誰から？｣
｢あんたの知り合い的な人。｣
紫耀 ｢どんなやつ？｣
｢んー、友達みたいな人だった。仕事関係の人っぽくなかったし。｣
紫耀 ｢名前は？｣
｢なかれせんみたいな……｣
紫耀 ｢なかれせん……永瀬廉！？｣
｢そうそう！｣
紫耀 ｢廉からか…｣
と焦っている紫耀。
｢何で焦ってんの？｣
紫耀 ｢廉はメンバーだからAのことバレたんじゃって思ってん｣
｢あっ｣
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作者名：ほしぬ | 作成日時：2018年2月12日 16時
