太陽と向日葵 (ページ47)

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隼side

玲於から連絡きて昼過ぎから玲於んちに向かった

昨日どうなったのかなー、ってずっと気にしてて

でも付き合ったって報告はなくて

でも手伝って欲しいことあるっていうから

インターホン押したけど出てこなくて

「Aー、開けてー」

Aの部屋のインターフォンを押すと

はーいって出てきたA

A「あ、おはよ」

「おはよ、玲於んち行ったんだけど出なくてさー」

A「…あ、ちょっとまってて」

もしかして…って一人で考えてたら

奥から不機嫌そうに出てきた玲於

「…泊まり？」

玲「…まあそんな感じ」

A「こたつ運んで欲しい！」

玲「…お前飯くらい食わせろよ」

「ちょっとまって、もしかして？」

玲「…あ、付き合ったよ、おかげさまで」

A「おかげさまで」

「おめでとう！！え！おめでとう！！」

家が近すぎて行き来するのがばからしいってことで

一緒に住もうってなったこと

玲於の荷物をAの部屋に運んで欲しいこと

昼ごはんを食べながら3人で話した

「…雪の中で告白？」

A「そう！女の子の憧れ全部叶えてくれたの」

玲「…A、黙れ」

「はい、いちゃいちゃしない！」

朝弱くていつもより機嫌が悪い玲於と

玲於くん玲於くんって幸せそうなA

もう見ててこっちまで幸せだよ、

夏からずっと見てきた三角関係

A「亜嵐くんがね、また5人でご飯行こうって」

玲「…そうだな」

「真理さんには報告したの？」

A「したよ！昨日電話で」

玲「…亜嵐くんだ」

「ライン？」

玲於の携帯覗き込んだら

玲於おめでとう！

あ、明日飯いこ、隼も誘う

っていうライン

亜嵐くんらしいなって

玲於も嬉しそうだし、気まずくならなそう

玲於が嬉しそうなの見てAも嬉しそうだし

A「…えー、玲於くん服多いって」

玲「仕方ねえだろ」

A「半分捨てない？」

玲「…怒るよ？」

A「…んー」

すぐ喧嘩するし、玲於はすぐ怒るし

こんなんで大丈夫か？って思うことも多いけど

玲「A、それ重たいからそこ置いとけ」

A「ん、大丈夫だよこのくらい」

玲「…怪我したら困るから、」

A「はーい」

なんだかんだ仲良しだし

玲於もAのこと大切にしてて

きっとこの二人なら長続きするんだろうなって

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