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俺のこと待ち伏せしてた隼と並んで歩いて

仕事のことからダンスのことから

色々話しながら帰るのが最近の日課







隼「え、じゃあその子あと何時間か後には手術なんだ?」


「…うん」


隼「俺も靭帯切って手術したことあるけどめちゃくちゃ怖かった」


「部分麻酔の手術と全身麻酔の手術じゃ全然違うんだよ」





そっかー なんて興味なさそうに呟く隼

ほっぺも鼻も赤くなってる

喋るたびに吐く息は白い







「…もう冬か」


隼「その…Aって子にとっては玲於の存在かなりでかいだろうね」





なんだ、聞いてなさそうにみえて

意外と俺の話聞いてんじゃん




手術のことばっか考えちゃって

隼には申し訳ないけどその後の話

ほぼ頭に入ってこなかった






「…ただいま。ココ」





きゃんきゃんいいながら俺にまとわりついて

嬉しそうにボールをくわえて俺のところに持ってくる




正直そんな気分じゃなかったけど

適当に投げてココがまたくわえて戻ってくる

何回かそんな事を繰り返して風呂に入った





「…あー」





風呂で動画見てても

ココと遊んでても

手術のことが気になっちゃって

こんななら病院泊まればよかったなー なんて





そんな事を思いながらもダンス動画を

ぼーっと眺めてたら突然着信画面に切り替わって







「…もしもし、臣さん…どうされました?」


臣「こんな時間にごめんな。明日8時には開始らしいから7時には準備整えておきたいらしくて」


「あ、じゃあ俺…」


臣「そうそう、手術前に不安和らげるためにAが起きた時から手術までの間と手術後も一緒にいてやって」







そのあとも仕事の話を少しして

電話越しに臣さんがまた明日 って言ったところで

電話が切れた





患者の起床時間は6時だから

俺は6時よりも前に病院に着いてないといけない






「…ココ、もう寝よっか」





抱っこしなくても勝手に着いてくるココと

ベッドに入って4:30にアラームをセットする




こんなに早く起きるのは

高校の時に友達とディズニー行った時以来かな






「…うまくいきますように」






俺が寝室に置いてるディフューザー

色も形も香りもAとおんなじやつ

それを見つめてそう呟いて目を閉じた







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ゆらん(プロフ) - syuraaaaさん» コメントありがとうございます。続き書けそうだったら書いてみますね! (2017年11月28日 21時) (レス) id: f5d8f99b27 (このIDを非表示/違反報告)
syuraaaa(プロフ) - 出来たら次編も書いてほしいです、 (2017年11月28日 21時) (レス) id: 9355953dfa (このIDを非表示/違反報告)
ゆらん(プロフ) - あいさん» え!嬉しいです!ありがとうございます( ; ; ) (2017年10月24日 21時) (レス) id: f5d8f99b27 (このIDを非表示/違反報告)
あい - ゆらんさんのお話全部読みました!更新頑張ってください! (2017年10月24日 13時) (レス) id: 32ccc18883 (このIDを非表示/違反報告)
ゆらん(プロフ) - かりんさん» ありがとうございます!コメント嬉しいです。 (2017年10月15日 17時) (レス) id: f5d8f99b27 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ゆらん | 作成日時:2017年10月14日 20時

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