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Aside



亜嵐「Aちゃん、」


ハナ「…亜嵐ってずっとAちゃん呼びだよね」


亜嵐「いやいやいや、あんたらが亜嵐はA呼びじゃない、Aちゃん呼びでしょって言ったんだからね!?」


ハナ「そうだっけ?笑」


A「まあ今更Aって呼ばれても気持ち悪いし。笑」


亜嵐「気持ち悪いとか言われたんだけど!笑」


ハナ「で、なんで玲於いないの?」


A「…ああ、お腹痛いんだって」


亜嵐「女子か!」



腹痛いから1限パス って朝届いてたライン

今わたし達は授業中で、窓側の1番後ろに私とハナちゃん、その前に亜嵐くん



ハナ「玲於ってなんかお腹弱いよね」


A「ね、高校の時もそうだった」


亜嵐「Aちゃん今日ひま?」


ハナ「めっちゃ話し変えんじゃん」


A「ひまだよ〜」


ハナ「ねえAいいの?玲於んとこ行ってあげないで」


亜嵐「ハナちゃんなんでそうゆう事言うかなあ。笑」


ハナ「あ、そっか。Aの彼氏あんただったわ」



なんて、ふざけたように言うハナちゃん

1限パスって言ってた玲於くんは2限も3限も来なくて

流石に心配じゃない?ってさっきあんな事言ってた亜嵐くんでさえ心配してる


4限空きコマだったから亜嵐くんと食堂の端っこに座ってハナちゃん待ち

玲於くんとのトーク開いても、既読にすらならなくて



A「…ほんと心配、大丈夫かな」


亜嵐「なにが?」


A「なにって…玲於くん」


亜嵐「…玲於か」


A「前も玲於くんね、」


亜嵐「…2人でいる時くらいやめない?玲於の話」


A「…え?」


亜嵐「…俺だって嫉妬しないわけじゃないんだよ」


A「…ごめん」


亜嵐「…なんてね、うそうそ!笑」



びっくりした?ごめんごめんって頭ぽんぽんされて

どうしたらいいかわかんなくてうまく笑えない私のほっぺ、両手で覆って

…そんな顔しないでよ、って



亜嵐「…ね、そんな顔しないで。冗談だから」


A「…うん、ごめんね、いつも」


亜嵐「いーのいーの、俺ただAちゃんといたいだけだし」


A「…なんでそんなにいい人なの?」


亜嵐「え?笑」



訳もわからず涙が出そうな私の顔見て、

困ったなって顔して「笑って」って優しい声



亜嵐「…玲於んち、行こっか。心配だもんね」


A「…いいよ、デートしよ」


亜嵐「んーん、玲於んち行こ」



私にはもったいないくらいいい人で

この人だけは絶対、裏切れない


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ゆらん(プロフ) - はなさん» ありがとうございます、近々更新できるように頑張ります! (2019年9月30日 22時) (レス) id: f5d8f99b27 (このIDを非表示/違反報告)
はな(プロフ) - 続き楽しみにして待ってます! (2019年9月28日 10時) (レス) id: fdf16f2433 (このIDを非表示/違反報告)
ゆらん(プロフ) - あやさん» ありがとうございます~近いうちに更新できるように頑張りますね! (2019年8月30日 23時) (レス) id: f5d8f99b27 (このIDを非表示/違反報告)
あや(プロフ) - 続きが楽しみです! (2019年8月29日 3時) (レス) id: 80966e0b7b (このIDを非表示/違反報告)
ゆらん(プロフ) - SOLTWORLDさん» コメントありがとうございます!そんなふうに言ってもらえて嬉しいです、、! (2019年5月18日 8時) (レス) id: f5d8f99b27 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ゆらん | 作成日時:2019年4月2日 14時

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