スノードロップ ２

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Aside



亜嵐「お邪魔しまーす」


A「今お茶いれるね、」


亜嵐「…Aちゃん、あのさ」


A「クリスマス、楽しみだね、亜嵐くん」


亜嵐「…そうだね、期待してて」



聞くのが怖くて、一緒にいるのもなんだか怖くて

私のこと好き？本当に好き？…いいや、聞きたくない

重たいかもだけど、こんな事ばっかり考えちゃって



亜嵐「…あ、おっきくなってる！」


A「可愛いでしょ、あと2ヶ月くらいで満開だよ」


亜嵐「写真撮ろっと」


A「亜嵐くんにあげたやつはどうなった？」


亜嵐「元気にしてるよ。笑」


A「そっか、よかった、笑」



これでいい、きっとこのモヤモヤだって今だけ

私が好きなのは彼で、彼は私が好き



亜嵐「ん、ちょっと玲於んち行かなきゃなんだったわ」


A「あ、そうなの？じゃあもうバイバイか」



バイバイって手振って、ドア閉まる前に、にって笑うの

あ、鍵閉めてね、ってドア越しに言われて

ふって幸せになる

大丈夫、きっと



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