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Aside
私のとは違うアラームの音で目が覚めた朝
目を開けるとこっち見てにこにこしてる亜嵐くん
目があって思わずドキッとした
亜嵐「おはよう、やっと起きた。笑」
A「…おはよう、いつ起きたの？」
亜嵐「んー10分くらい前」
A「…起こしてよ」
亜嵐「え、起こしたけど。笑」
ほっぺむにってしたり ツンツンしたり
わざとカシャって音立てて写真撮ったりしてたんだって
なのに全然起きないんだもんって笑ってる
ご飯作りながら寝癖頭の彼を見つめる
それだけでなんか新婚さんみたいな気分になれて
ほんとに幸せな朝
亜嵐「エレベーター広いよね、鏡綺麗だし」
A「鏡大きいのは嬉しい！前髪とか直せるし」
亜嵐「いっつも前髪綺麗にしてるもんね。笑」
A「ほら、今日もガッチガチに固めた！笑」
亜嵐「うわやば！笑」
A「風にも負けないの」
亜嵐「ちょっと笑わせないで。笑」
なんて、ほんとになんでもない会話ばっかり
ふとエレベーターが止まって、扉が開いた
いつものようにあくびしながら入ってきた玲於くん
玲於「…え」
A「…あ、おはよう」
玲於「…いや、え？なんで？」
亜嵐「あのあと結局泊まっちゃった」
玲於「…あっそ」
エレベーターが1階で止まって、ひとりで先行っちゃう玲於くん
相変わらず寝癖がついてて 後ろから見ても不機嫌なのがわかる
亜嵐くんは寝癖、きちんと朝直してた
でも玲於くんはいっつも、めんどくせえって
A「…待ってよ、一緒に行こう」
玲於「…俺じゃねえだろ、言う相手」
A「…いつも一緒にいるじゃん、3人で行こうよ」
玲於「……あんま嫉妬させんな、嫌われるよ」
亜嵐「…まあまあ、別に俺も玲於ならいいし。ね、行こう」
玲於「…なんだよそれ、」
かわらず不機嫌なままだけど、私のちょっと前で歩いてる
ちらってたまに私達のことみて
何か気にしてるような、そんな感じ
今までにない不思議な空気のまま大学に入った
A「ハナちゃん！！」
ハナ「…どうしたの。笑」
A「ねえ〜空気最悪だったの！」
ハナ「なんで？…あ、玲於と亜嵐か」
A「え？」
ハナ「ん？亜嵐と泊まったんでしょ？」
インスタみてないの？って
あわてて開いたら、顔は隠してくれてるけど寝てる私のブーメラン
もしかして嫉妬してくれたの？
それとも心配してくれた？
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ゆらん(プロフ) - ららさん» コメントありがとうございます！スノードロップ出てきました、、！ (2018年8月11日 0時) (
レス) id: f5d8f99b27 (このIDを非表示/違反報告)
らら - スノードロップ出てきましたね！この花がどう関係していくのか楽しみです。応援してます！ (2018年8月10日 23時) (レス) id: 7f9d02892e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆらん | 作成日時：2018年8月8日 20時
